出品者が決める物の値段とメンタルの関係性
どうもミルおじです!
本日は出品者が決める物の値段の決め方とそれによるメンタル崩壊の序章をお伝えしたいと思います。
いつになく仰々しいですね。実は今日気が付いてしまったのです。
値段を決めるうえで大事な事がわかりました。
まずは宣伝
でもその前に宣伝。
昨日新しいアバターを販売して、早速ですが1体売れました!
やったー!ありがとうございます!!
頑張って作ったのでぜひぜひ皆様もお迎えください。
で!その値段なんですけど今回は2000円セールで発売中です。
実は2000円は安すぎない?という話を聞いたので1000円アップしても良いかなとの判断をしたのでした。という事でセールという事に。
20日までなんで。よろしく!
ラビリス
https://booth.pm/ja/items/2144391
厚顔無恥に宣伝していくぅ!
そして、今回の記事を書くきっかけになったんですが、
実はこの子一体も売れんかったら1000円にしようと思っていたんです。
まあ昨日、お迎えしていただけたのでそれは回避されましたが……
そんな中、気が付いてしまったのです。
安くしすぎると反動が全部自分に返ってくると。
通常は安くする=広く扱ってもらえるという考え方で安くすると思います。
しかし、これが罠だという事を皆様にお伝えしたい。
【値段=物の価値と品質の保証】
昨今なんでも安くすれば売れるという考えの元、日本の市場は衰退を極めています。それはどういうことかというと言わずもがな。安けりゃ悪いという当たり前に目を瞑り続けてきたから。値段というのは品質の保証なのです。高級品が高いのは素材もさることながら人件費を割いてメーカー保証という保険を付けてくれるから。という保険料も入っているのでした。
……つまり安くしすぎれば信頼を勝ち取りづらくなるという事。
でもまあ、最悪な事に安かろう悪かろうの概念は日本では全然広まっていません。信頼も減りません。そんで安けりゃ売れる!フォーエバー!って事。
じゃあ安くすりゃ良いじゃん?
まあ、それが地獄の入り口なんですけど。
所謂、薄利多売。
当然これには大きな罠があるのでした。
【利益が無いことによる弊害が発生する】
Q.はい問題!デデン!
今まで1つ売れれば良い所が3つ売れないと利益が出ない場合どれだけのコストがかかるでしょーか!
A.答えは
コンビニのバイトとかしたことある人ならわかると思うけど3人お客を裁かないといけなくなる。
こ、これは!?一体どういった事でしょう。
労働コストが爆上がり。
しかもお客は”買いたくない”かもしれないという可能性が残っている。
・この商品袋に穴開いてるよ!と教えに来てくれた優しい人かもしれない。
・もしかしたらクレーマーかもしれない。
・ただ商品を持って並んでいるだけかもしれない。
買います!と思って並んでくれているお客はどれほどいるだろうか。
……怖くなってきたでしょうか。
【自分の価値も安売りしているという事】
丹精込めて時間をかけて作った愛しのわが子。超高クオリティ!
じゃあそれを適正価格以下で売るとどうなるでしょう。
一つ、例を出します。
安くしたら最初は沢山の人に使ってもらえるっしょ!と考えてウキウキのわくわく。でも、残念なことにそれが世間に受け入れられない物でした。
えっ!?1000円なのにどうして!?あなたはそう困惑するでしょう。
無料ならさらに困惑するでしょう。
次第に僕はなんて無価値な人間なんだ。こんなに高クオリティでいい物なのに無料にしても使ってくれる人がいないなんて……
とメンタルを病むことになります。
これ、値段を安くすればするほど沢山買ってもらえる期待値が勝手に自分の中で高まり勝手に自爆するいつものパターンです。僕はよくやります。本当はそんなことないのにね。
あなたは知らず知らずのうちに自分のプライドやメンタルを切り売りしていたという事です。
で、まあこうなりたくなかったら値段を高くすればいいんです。
どういうことかというと、「別の理由ができるから」に尽きます。値段が高いから売れないんだなと納得できる理由ができます。少なくともそれでメンタルは保たれます。まざまざと事実を突きつけられるよりははるかにマシ。しかも前述のとおり高い=保障付きというブランドも付与する事ができます。なんなら一つ売れれば3人分の仕事をしたと同義ととらえることもできます。
だから僕は値段は適正価格かちょっと高いぐらいにしろとよく言います。
自分の成果はしっかり値段に反映させましょう。
【まとめ】
ということで、いかがでした?
ただ何も考えず安くすると、めぐって全て自分に返ってくるのです。
市場の衰退=お客が減る=自分の利益も減るという事ですし。
安すぎる値段で売る=自分のプライドの切り売りなので次第にメンタル病みます。
薄利多売とはもともと安い物を沢山売るという書いて読むごとくの手法。
そりゃあ労働力が必要になる。会社レベルのね。
そんなもん個人でやってられるかって話です。
会社でも安すぎて首が回らなくなって給料に還元できなくて消費が落ち込んでるんだから元々ダメな手法なんですよね。
そんなの参考にするぐらいなら宝石店の様に自分の作品に自信をもって、
自信があるお値段を付ければいいってだけなんですよね。
最後少し愚痴っぽくなりましたが値段は下げてはならない!というのが結論になります!下げるぐらいなら出さないというのもアリですね。実は一つの民族レベルでの概念で、安いぐらいなら出さないという考えもあるのです。
その民族のようにそこまでギリギリと締め付けるというところまでいかなくてもいいとは思いますが確かにただ安くするというのだけは避けた方がいいのは事実なのでした。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?