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ぬいぐるみの癒し効果

昔からぬいぐるみが好きな話は以前にも書いたことがある。
ふらっと寄ったお店で運命的な出会いをするぬいぐるみもいれば、これが欲しいからとわざわざ迎えに行くこともある。
心を閉ざしがちな私の、唯一の話し相手といってもいい。それぐらいぬいぐるみには安心感を覚える。

そんな私のぬいぐるみコレクション。
特にIKEAの子たちはだいぶ集まってきた。
その中でも、アイデアが画期的で私のような繊細な心の人にとても温かい気持ちにさせてくれるぬいぐるみがいる。

IKEA ぽんきち

うさぎでまんまるなお腹なので、私たちは「ぽん吉」と名付けた。
この子は別の用でIKEAのHPを見ていたとき、たまたま見つけた子。
見た瞬間に「これ可愛い!欲しい!」と思わずつぶやいてしまった。
ただのぬいぐるみではない。お腹の中に小さなライトが入っていて、この子のお腹を押してあげるとライトが光る。
お腹の中がぽわっと灯って、なんだか愛らしい。
本来は夜眠れない子供向けのようだけど、この子の肌触りと柔らかい光が相まって、ものすごく癒されるし心が落ち着く。
たしかにこれは安心して眠れそうだ。
部屋を真っ暗にして寝るのが怖くて、昔から常夜灯や小さな灯りをつけて寝る私にとって、この子の存在はとても大きい。
そして、サイズ感とフォルムもちょうどいい。
子供には少し大きそうだけど、大人の私には収まりがよくて、さらに安心感が強まる。
丸い形って、滑らかだし触っていて落ち着く形だなあ。

私のぬいぐるみ選定基準はいたってシンプル。
可愛い見た目・触り心地・サイズ感。
「可愛い」といっても、目がキラキラしているぬいぐるみとかそういうわけではなく、癒される見た目や素朴な見た目が私にとっての「可愛い」である。
触り心地は癒しを求めるためにぬいぐるみと触れ合うので、絶対に譲れない条件。
サイズ感に関しては、そこまで気にしているわけでもないけど、
ちょうど抱っこしておさまりのいいサイズが1番良い気がする。
…とはいっても、我が家にはあのコストコのクマちゃんがいるけれど。

ぬいぐるみにはとにかくストレスが溜まった時にお世話になっている。
ふと気になって調べてみると、ストレス緩和効果や癒し効果があるかも?といった研究や論文が発表されていることに驚いた。
真面目に研究している人がいるなんて、世の中まだまだ知らないことだらけだなと実感した。
しかも男女差や年齢差もあまりないようで、「ぬいぐるみといえば子供や女性」というイメージがありがちだけど、そんなことはないんだなと思う。
ある論文では、ロボットセラピーとぬいぐるみセラピーの比較もしていて、そういえばお年寄り向けに話し相手になってくれるロボットが流行っていたなと思い出す。

これから出産と育児を控えている私にとって、ぬいぐるみにお世話になる機会はとても増えそうだ。
子供のために〜なんて言いながら、自分の癒しのために、また今日もぬいぐるみ探しをする。

miru

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