見出し画像

ユニクロ社長はチラシ作りの達人!

ユニクロの売上は順調に推移し、今やアパレルブランドで世界第3位、売上高2.3兆円となっています。柳井社長が創業以来ずっと重視して継続している業務の一つが、チラシ作成です。なぜ柳井社長はチラシ作成を広報担当に任せずに、自ら直接陣頭指揮をとるのでしょうか。

ユニクロはテレビCMや新聞広告などでも広報しています。テレビCMや新聞広告は、ブランドイメージや新商品の紹介にとどめ、直接的商品を売らないようにしていることがわかります。

一方、チラシは、具体的な商品を直接販売する目的として作っています。
期間限定お買い得の商品を伝え、お客にお店に来て商品を買ってもらうための動線としてチラシを作成しています。柳井社長がチラシ作りをするのは、
社内で顧客の心理を一番理解している人物だからです。

お客の足を直接店に運ばせるチラシ作りは、顧客心理をしっかりと把握することが最も重要です。チラシは顧客心理を最も理解している人物がチラシ作成の陣頭指揮を取る必要があります。これを柳井社長が自らやっているということは、ユニクロの中で最も顧客心理を理解し、顧客の行動を変えることができる人物が社長であるということです。

あなたの会社の中で商品・サービスを1番理解してる人は誰でしょうか。
もし商品の良さを一番理解していない人にはモノは売れません。本来モノを売ることはできません。特に社長が自社の製品をいちばんよく理解していなければ、商品・サービスは売れません。社長は会社の社員の中で、どうしたら客さんに喜んでもらえるかを一番真剣に考えなければならない存在です。

2兆円を売り上げるユニクロの社長が自らチラシを作るわけですから、2兆円売り上げていない会社の社長は、何をやるべきかは、言われなくてもわかりなすよね。あなたの勤める会社の社長は、どうですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?