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働かないおじさんにやるきになってもらう方法

おじさんになると働かなくなります。それは、おじさんには、もはや「やりたいこと」や「なりたい自分」がないるからです。

なぜおじさんには「やりたいこと」や「なりたい自分」がないのでしょうか。それは、「やるべきこと」や「周囲からの期待」が求めらていないからです。仮におじさんに「できること」や「得意なこと」があっても、おじさんの強みを生かさない組織にも問題があります。

また、おじさんが長年かけて培ってきたスキルを組織が活用しようとして試みても、おじさんに求められる期待と役割がおじさんのスキルとかけ離れていれば、どんなにおじさんが頑張っても、価値ある成果を出すことはできません。おじさんは頑張っているつもりでも、組織から評価されなければ、おじさんも被害者意識や不満足感を持ってしまいます。

もちろん、おじさんのなかには、ベテランなのに能力やスキルが不足しているどうしようもない人もいます。それはひとえにおじさんの「変化対応力」と「学習意欲」の減退が原因です。

意欲は高いけれど業務遂行に必要なスキルや知識が不足しているおじさんであれば、まだ救いようがあります。しかし「いままのままでいい」「面倒くさい」「失敗したくない」といったおじさんは厄介です。変化の必要性や変化しないことのリスクをどんなに説いても、そもそも変化を拒絶しているおじさんには何を言っても通じません。組織は、そんなおじさんを不適材不適所に追いやります。これが輪をかけて「働かないおじさん」を作り上げてしまうのです。

新しい技術や変化が生まれる今、おじさんに単に 「変化して」「スキルアップして」「勉強して」と強制しても、その効果はほとんど見込めません。そこでおじさんに学習を促す工夫が必要となります。

おじさんに学んで変わってもらうためには、
・好きなきなことに関係する新しいことを学ぶ
  ↓
・新しい知識を使って少し自信をもってもらう 
  ↓
・新しい仕事に挑戦してもらう
  ↓
・できたことが快感となって好きになてもらう
  ↓
・周囲から認められる
  ↓
・できたことに関係する更に新しいことを学ぶ

こんなサイクルをつくることが、「働かないおじさん」には効果的です。


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