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【反論術 6】相手を全否定しない

健全な意見な衝突は、組織にプラス効果をもたらすことが、色々な研究で判っています。Google などの世界的な企業は、健全な意見衝突をむしろ組織内で奨励しているほどです。

今回の反論術のポイントは、

・総論(一般論)賛成
・各論(具体論)反対

つまり、相手を全否定しない、相手のプライドを傷つけないことです。

相手に反論する時は、総論では凡そ理解できることを最初に伝えておくと相手の戦闘モードが解除されます。その後、一部分の○○に関して客観的事実と反する点を指摘するとよいでしょう。

例えば、「7割が賛成」と相手が主張している時に、しっかりと分母を問いましょう。場合によっては、「3人中2人?母数が明らかに少ないのでは?これでは客観的事実とは言えないのではないですか?」と反論できます。

また、相手の主張が現実的でない時は、主張の必要性と許容性(時間・お金)を分けて、「予算と時間の裏ずけを示してください」と反論できます。
そして、それがクリアになれば賛成できると、「議論の柔軟性を確保しておくと、今後の議論を建設的に続けることが可能となります。

この反論方法は、人間関係を崩したくない相手に反論する時に有効です。


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