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会社に直ぐに現金ができるものがどれだけあるか?

貸借対照表の左側を見ると、現金、預金、材料、商品、不動産(土地、建物)、有価証券、○○○権など、資産の詳細が記載されています。

資産は会社の財産で、現金に変えられるものです。といっても、すぐに現金化できるものと、現金化するのに時間がかかるものもあります。その違いが、流動資産と固定資産です。

現金、売掛金、商品、材料、製品、受取手形など、1年以内にお金になるものが流動資産です。

一方、現金化するのに一年以上かかる、とち、建物、有価証券などは、固定資産です。

決算日から数えて1年を基準にして、流動と固定の2種類の資産にに分けるのが、貸借対照表のルールです。

資産は「価値があってお金に変えられるものですが、なかにはお金に変えられないものもあります。その一つが期日になっても回収ができてい
ない売上債権(売掛金、受取手形)です。この不良債権は価値がありません。
また、季節商品、一時流行したデザイン、キャラクター商品などの在庫も、時間が経つと売れません。売れない在庫 (不良在庫)にも価値はありません。
不良債権や不良在庫は、持っていても何の意味がないので、特別損失として会計上処理します。


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