UXデザイナーのポートフォリオには物語が大事なのではないか
ポートフォリオサイトを新しく作った。
厳密には個人サイトは10年以上運営しているものの、継ぎ足し継ぎ足しで追加された個人サイトはごった煮状態であった。
イラスト、歴史、デザイン全てのジャンルが入った状態は見る人を闇鍋か何かかと思わせたかもしれない。
しかし、ずっと紡いできた個人サイトは私の思い出帳のようなもので、最新のものだけにするというのは少し寂しい気がしたのだ。
しかし、この春に新しくUI/UXデザイナーの仕事を探すにあたり、個人サイトではスキルが伝わらないのでポートフォリオサイトを新しく作ることにしたのだ。
UI/UXデザイナーのポートフォリオで重要なもの
UI/UXデザイナーのポートフォリオサイトにおいて重要なのは以下ではないか
・制作の過程
・パターン
・制作物
しかし、ここで問題が発生した。
2012年〜2017年(2018年1月から産休)は2つのプロジェクトにしかジョインしてない。
小さなデザインはしていたもののポートフォリオの一節に使うにはいささか小すぎるのだ。
そしてこの2つのプロジェクトとは得意のスキルマーケットである「ココナラ」と、ご当地キャラクターを中心とした「こがにゃんこプロジェクト」である。
しかし載せられるものがない
制作過程を掲載するにあたり、クライアントワークであったものにおいては調査の様子とラフを残していない。
また、webサービスというのは1日1日進化していくのである。
自分が作ったページに他の人が手を加え、そしてまた逆もしかり。
これではポートフォリオに掲載するものがなくなってしまう。
約5年間という長い時間携わった「ココナラ」と「こがにゃんこ」
掲載するものが何もないなんてことはないんじゃないか。
webサービスは物語である
webサービスの運営に携わって、感じたことがある。
これはwebサービスの成長記であり、物語だと。
ユーザーという登場人物とかかわって成長する物語だということ。
そこで私は新しいポートフォリオは物語を紡ぐように書くことにした
今ではもうインターフェースが変わってしまったページも、当時の思い出という状況を書いて掲載することにしたのだ。
webサービスにおいて状況はすぐに変わってしまう。
メディア掲載やTV放映、ユーザの増加、イベント連動。その1日1日が成長の記録なのだ。
思い出を3つだけ掲載することにした
1つのwebサービスに長く携わると、ポートフォリオの数が増えないという問題がある。
しかし、長く携わったという経験は、webサービスが成長してきた過程を見てきたということ。これは立派なポートフォリオではないだろうか。
なので今回は思い出を3つだけ掲載することにした。
UI/UX、キャラクターマーケティング、CIデザインの3つ。どれも思い出深いプロダクトたちである。
入り口はたった3つだけ。どれもたくさんの思い出が詰まってます。
そんなポートフォリオサイトを作りました。
ぜひ長く1つのプロダクトに携わったデザイナーの思い出を見てください。
(現在、2018年春からのジョインでお仕事を探しています。UI/UXデザイナーをお探しの会社さんはぜひご連絡ください。)
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