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単語学習を最大化させるための3つの重要な要素。


英語において最も難関なフェーズは言わずもがな単語学習。

なんで単語学習が一番大変かっていうと、


単語学習は永遠に終わらないから


文法や発音は突き詰めていくとどちらも終わりがあるもの、だけど英単語に関してはその法則は通じない。

最終的に英語が聞ける、読める、話せる、書けるを決定づけるのは、

どれくらいのボキャブラリーを頭の中に蓄えているかに依存してしまうのだ。


そんな英語においての基礎でありすべてとも言える単語学習。

誰もが分かっているその重要性だからこそみな単語学習に励み、

そしてほとんどの人が挫折してしまう。

なぜ英単語を覚えられないのか。


まず初めに重要なことが、なぜ英単語が嫌いなのか、そしてなぜ英単語を覚えられないのかを明確にすること。


私が思う原因は二つあって、

一つ目は、


英単語を覚える意味がないと思っているということ。


もっと正確に言えば、

覚えるだけの価値を単語学習に見いだせていないこと。

日本で暮らしていると、英語のものはほとんどカタカナ表記だし、街中で 英語を話している人に遭遇するのもかなりのレア。

だから日本国内だけで生きようと思ったら英語は必要ないのかもしれない、と考える人が多いから日本人の英語力はほかの国よりも低いのかもしれない🤔

そりゃ覚える必要のないものを記憶に留めておくなんてほとんどの人にとっては不可能なこと。

人間は行動する価値がないとみなしたものを続けようとは決してしない。

どんなに仕事そのものが嫌いでもお金というものに価値を感じるから仕事をする。

どんなにタバコが身体に悪いと知っていても、「タバコを吸う」という行為から得られる快感を求めてタバコを吸う。

行動の裏には必ずそれを行う理由がある。

その理由が薄ければ薄いほど行動をとることが難しくなる。

これはメンタル的な話。

二つ目は、

単語の覚え方。


日本の教育でなぜか浸透しているのが、
ひたすら書いて覚えるということ。

一回で覚えられなかったら100回書け!みたいな根性論もった教師ばかりで、生徒にとにかく書くことを強要する。

覚えようとして何回も何回も書いていたら、気づけば覚えることが目的じゃなくて、書くことが目的になっているなんてことも珍しくない😂

そんなことしても効率が悪い上に、生徒が英語学習を嫌いになるだけ。

単語学習を最大化させるためには



まず自分が思う最も効率的な英単語の覚え方は、

1.とにかく出会う回数を増やすこと。

これに尽きる。

どんなに嫌いなやつのことでも毎日毎日会ってたら名前を覚えるし、   ああなんだ、意外にこいついいやつじゃんってこともよくあること。

ここで大切なことが、記憶に関しては一つのことに時間を費やして覚えようとするよりも、何度も何度も同じ単語に触れる機会を増やすことで覚えていく。

何が言いたいかって、ひとつの単語を覚えるのに、覚えるまで何回も書く、じゃなくてその日に完全に覚えてなくてもまた次の日にその単語に目を通すこと。

例えば、新しい友達に出会って一日丸々遊んで次は一ヶ月後、じゃ無くて 一日5分毎日会うの方が記憶に残りやすい。

知識や経験は繰り返しの中で磨かれていくもの。

復習こそが英単語学習において要となってくるのだ😤

英語学習だけでなくほかのどこのエリアにおいてもこの学習方法は採用できるほど効果的な勉強法だと僕は思う。



人間の記憶は復習によって作られる。


エビングハウスの忘却曲線とは、人が忘却するメカニズムを端的に表したグラフのこと。
ドイツの心理学者である「ヘルマン・エビングハウス」が考案したものであり、現代では主に効果的な学習方法を見極めるために用いられているというもの。

このグラフを見ればわかるように、覚えた内容は復習無しでは物の一日で 記憶の片隅に追いやられてしまう。

つまり記憶力のカギはかけた時間ではなく、

出会う回数なのだ。

一日に何時間も勉強したのにすぐに忘れるなんて自分には記憶力が無い、 自分は勉強ができないんだと決めつけてしまう前に、簡単に投げ出す前に、

まず私たち人間の記憶のメカニズムを知ることで「なぜうまくいかないのか」合点承知の助するだろう。

2.イメージを膨らませる。

これはサブ的なアドバイスではあるものの、間違いなく私自身の英語学習に革命をもたらせた、そして多くの人が口をそろえてオススメする単語学習に対するアプローチだ。

われわれ日本人としてやりがちな単語の覚え方が、

英単語を日本語に翻訳して覚えること。

もちろんこれは間違いではない。
でもここでもう一つ意識してほしいことが、

覚えながら、その単語に対するイメージを膨らませること。

例えば始めてappleという単語に出会ったとする。
それをただapple=りんごとだけ覚えるのではなくて、
頭の中で実際のりんごを思い浮かべながら覚えていく。

そうすることで英語→日本語→イメージのプロセスから、
英語→イメージの日本語を介さないプロセス、いわゆる英語脳を作り上げることができる。 

日本語でも言葉を覚えるときに自然とそのもののイメージと関連づけて覚えていることが多い。

いきなりイメージを膨らませろなんて言われても出来ない人ももちろんいる。

そんな時に使えるのがgoole検索。

分からない単語をgoogleで画像検索する事で、自分にはないイメージを本物のイメージに助けてもらうのだ。

英語にはこんなことわざがあるように、

A picture is worth a thousand words(写真は言葉よりも分かりやすい。)

画像からイメージを引き出してもらうのも一つの手だ。

もう一つ自分がよく使っている英単語イメージで覚える及び記憶のスピードを加速させる方法は、

すでに覚えた、意味の似ている単語と=の関係で覚えること。

たとえば多少のニュアンスの違いはあるものの、

obtain(~を得る)と言う単語の意味が分からなかったとする、でも同じ意味のget(~得る)という単語を知っていたら彼らを=で結びつけることによって、getですでに持っていたイメージをobtainに付加することができるのだ😤

こうすることによって古い単語を覚えるのにかかった時間よりも早く新しい単語を覚えることができる。

さらに昔の単語の復習にもなるし、覚えた単語同士が関連しあうことによってより記憶力の定着も図ることができる。

このテクニックは覚えた単語が増えれば増えるほど加速していく。

あーこの単語あの単語に似てる!とかまるで顔見知りに世界のどこかで偶然久しぶりに会ったような感覚を何度も味わえるのだ😂

3.興味関心を全力で向けること。

これはもうほんとうにマインド的なことになっちゃうんだけど本当に重要だから話しておく。

上でも言ったように、人間っていうのは自分にとって価値のあるもの、面白いなと感じたものは続けたいと思うようになるし、その逆も同じ。

更に興味のないものを記憶するのには何倍もの労力がかかるし、なにより眠くて仕方がない🥲

単語学習って言うのはもう言ってみれば単語学習を始めた日から死ぬまで続くと言って良いだろう。

そんなものをもし嫌いなものとして見てしまったらそりゃやめてしまうのも当然だろう。

そうは言っても始めのころは本当に大変。
見たこともないような言葉だらけだし、
自分の無知さに愕然とする毎日だろう。

でもそこをぐっとこらえてとことん楽しむことにフォーカスしてみる。

へーーー!こんな意味なんだー!って思った単語ほど覚えてるし、自分でも使いたくなる。

この単語学習がいずれは自分のあこがれていた姿に辿り着ける一つのピースになるのだ。

「好きでやっている」そう思えるようになれば、わざわざ続ける意味を探したり、モチベーションに頼る必要もなくなる。

むしろその行為自体がモチベーションになり、自分を行動に移すための  原動力になり得る。


以上が僕の単語学習において伝えたいこと。

今まで散々単語学習してきて、やりたくないなって思う瞬間は何度も何度もあった。

でもそれと同時に続けてよかったなって思える瞬間も何度もあったんだ。
単語学習においてやった後の後悔は無い。

好きなだけ単語学習しよう。
必ずあなたの夢、憧れの姿にその努力が払われる時が来るよ😊

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