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2022.10.14 🇪🇪🇧🇪🇫🇷 3ヶ国の記録

10/7〜10/10  15ヶ国目、エストニア🇪🇪

フィンランドからまたフェリーで海を渡り、次に訪れたのはエストニアの首都、タリン。
元々予定にはなかったけれど、とても美しい街だと教えていただいたので行ってみることに!

タリンは中心の旧市街全体が世界遺産になっているそうで、古都の街並みがそのまま残っている。建物だけでなくお店に付いている看板がどれも可愛くて、沢山写真を撮りました📸
お散歩しているだけでも楽しい〜!

これがお気に入り!レコードショップの。

どうやら旧市街の中は現在の人々の"生活の場"ではないらしく、え、ほんとに首都?と不思議に思うほど人がいない。小さくて落ち着いたこの街に4泊。比較的物価も安くて、お疲れ気味の心をゆっくり休ませるにはピッタリだった☕️

でもやっぱり、その先に控える怒涛の大移動のことを考えるとリラックスなんてできるわけもなく、電車の時間や値段、航空券との比較、各国の入国条件などの調べものに時間を費やす毎日。気付けばもう3時間!なんてことが続いていた。
正直なところ、最近の私にとってはこの時間がいちばん心の負担が大きい。どれだけ調べても不安は尽きないし、ストライキにより電車が動いてないことが多々あるせいで実際に行ってみないとわからないことだらけ!無事に着くまでは安心できないわけです。着いたら着いたでまた次がある。
はぁ…帰りたくもなるわぁ😭

と、弱音はこれくらいにして。
結局タリンからは航空機でベルリンまで戻り、そのまま深夜特急に乗ってベルギーの首都ブリュッセルへ向かうことに。
タリンにいる間ずっと落ち着けなかった理由は実はここにもあって、この航空券を買うときに預け入れるバックパックの重さを10キロの枠で買ってしまったの。13キロあったのに!機内持ち込み手荷物に詰めたら3キロ分くらいイケるかなと思って…。
実際に量ってみる手立てはないから空港で試してみるまでハラハラドキドキだったわけですよ!自分が悪いんだけどー!!
結局+0.2kg。ギリギリ大丈夫だったからこれからも10キロでいこう(笑)
ベルリン空港からブリュッセルまでの道のりはとても順調で、大丈夫。進めてる。と胸を押さえて自分に言い聞かせていました。

タリンでは初めてこうして戦争を目前に感じる経験も。
人々の怒りと憎しみ。

10/11 ベルギー!🇧🇪ワッフル食べるぞ!!

ベルギーの滞在はわずか30時間。とにかく美味しいワッフルが食べられれば満足!と意気込みを掲げて、朝到着したその足でチェックしておいたお店に向かう。いつもは限界まで食費を削っているけれど、これだけは譲れなかった😂

最初に食べたワッフル。

口に入れた瞬間ふわっと甘い香りが私を幸せへと導いてくれて、もう他に何もいらない…と思ったほど。
ブリュッセルは街中にチョコレートとワッフルの甘い匂いが満ちていて誘惑だらけ。その後更に2軒まわって食べたけれど、結局最初に食べたのが1番美味しかった!!
幸せも束の間、さすがに贅沢しすぎたなぁ💸と、後々猛省したのでした…。

見るだけで甘い。こんなのが街中に!

短時間の滞在だったとはいえ、ベルギーで印象に残ったのはもちろんワッフルだけではなかった。
四方を重要な建造物に囲まれたグラン=プラスはまさに圧巻!中心に立って見上げるだけで「うわぁー」と思わず声が出る。
これを短時間で作り上げてしまうなんて、すごすぎる…

お昼
夜は更に綺麗!

グラン=プラスの広場でたまたまブリュッセル大学の卒業式が行われていたので少し覗いていたんだけど、感極まって歓声を送る両親たちを見ながら涙がポロリ。私は大学まで行かせてもらって、両親に卒業という節目を喜んでもらえるほどの努力をしただろうか(いいえ。全くしていないわ。)と悲しくなってしまった。それなら自分は何をもってそれができるのだろう…。


10/12〜10/14  17ヶ国目フランス・パリ🇫🇷

超大急ぎでブリュッセルを抜けて、憧れのパリへ。(そのフレーズをよく耳にするから、というだけで、別に憧れてないけど。)
2泊3日の滞在、移動日に挟まれているので実質観光できるのはまた1日のみ。パリを観光するには短すぎると思われるけれど仕方ない!
到着したのは18時頃。パリは危険らしいと聞いた母がやたらと心配してくれるものだから、私も不安になってドキドキで宿に向かったけど、ぜーーんぜん大丈夫!!子どもが外で遊んでいるほどまだ明るいし、みんなニコってしてくれるし、メトロのチケット買えなくて困っていたらわざわざ声かけに来て助けてくれたし。無事についた宿は若者たちで溢れていて賑やか。次の日がとても楽しみになった。前向きな気持ちは久しぶり〜

翌朝まずイチバンに、次の移動となるマドリードまでのチケットを買いに主要駅へ向かったのだけど、本当にそうしてよかった。心配事を後に残さないの超大事。
席の空きはもうないと言われ、それでも「考えがある」と何やらカタカタとパソコンに向かうカウンターのおじさん。隣でひたすら祈り続ける私。30分ほど格闘の末、乗り換えを重ねることでなんとかその日のうちにマドリードにたどり着くことができるようにチケットを手配してくれた😭
しかも、途中の街で5時間の乗り継ぎ待ちがあるけど、スペインとの国境で素敵だから見ておいでって!なんだかプロフェッショナルを感じたのでした。

おじさんと記念撮影&感謝を込めたハグをして、いざパリの街へ!!
まずはモナリザをひとめ見ようとルーブル美術館に向かったのだけど、これがまた可笑しくて!
オンラインでの事前予約が17€、当日券が15€、でも入れる確証はない。ということだったので、当日に賭けてみてダメなら運命、と決めていたの。
そして行ってみたら。。。
予約者の列が永遠に続いている横で、当日券の列には誰1人並んでいない。え?イイの?と思いながらスーッと通過。券売機にも誰もおらず、1分も待たずに入場。…え、システムこれで大丈夫?😂
何はともあれ、ラッキー!!
中は聞いていた通り巨大でヘトヘトになったけど、モナリザやミロのヴィーナスをこの目で見ることができてよかったし、何より「日本の文化が独特だ」と言われる理由が初めてわかった気がした。西洋の作品が続く中、突然日本の絵が出てくると、何この髪型!何この服装!ってなるもん。笑

モナリザを見るための列がすごい。
(そういえばご覧の通り誰もマスクをしていません
用意していたワクチン接種証明も
今のところ一度たりとも出番はありません💉)

ルーブル美術館を出てしばらく散歩、と思いきや、雨が降ってきてしまい…
雨のパリも美しくて、悪くないナァと思いながら歩いていたけれど、カサを持っていなかった私にはあまりに酷すぎる土砂降りだった。
せっかくパン屋さんで買った美味しすぎるクロワッサンもずぶ濡れで突っ立って食べるという惨事😫

雰囲気が出て美しい。
けど晴れてくれ…

こりゃダメだ〜と一旦退散。ホステルに戻って傘を持ち、着替えて再出発。凱旋門とエッフェル塔へ!!パリへの憧れは別に、と言いつつもエッフェル塔には少しの憧れがあり、うわ〜本物だ〜と沢山写真を撮った。でも実物は東京タワーのほうが綺麗かなぁ😅

ツーショット♡

パリ散策はそんなところ。聞いていたような危険な気配は全くなく、メトロもわかりやすくて快適!最高!

さて。なぜこんなに大急ぎで2つの国を通過したかって、次のスペイン滞在に理由があります。
というわけで次回はスペイン編!
パリを出発してまずはマドリードに向かいます🌞


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