近況②

↓前回

最近は星野源のエッセイ集『いのちの車窓から』を読み始めた。少し前に読んでたオードリー若林のエッセイが面白く、すっかりハマってしまったので、似たようなエッセイを読みたいな、と思ったときに出会った。
本当は、若林と星野源が共演する『LIGHTHOUSE』を見たいんだけど、Netflixへの課金に二の足を踏んでしまい、とりあえずエッセイを購入した次第だ。

個人的には若林のエッセイのほうが好きかな、と思いつつ、音楽作る人の脳内ってのもあって結構楽しめる。トップアーティストの作曲過程エピソードは、それだけでとても興味深い。
それに、若林と仲良いだけあって、なんやかんや共感できる思想の持ち主だなと思う。

中でも、星野源が私と同じく本読めない&書けない人間だったのは驚きでもあり大きな共感ポイントでもあった。
さらに、エッセイにハマって読みまくっり、書くことを習慣化することで気がついたら読み書きが得意になってた、というエピソードがなんか嬉しかった。私もまさに今同じことをやっているところだからだ。
実際に克服した事例があるっていうのはとても励みになる。

エッセイっていうのは、手っ取り早く人の脳内を垣間見られるから本当に良いなと思う。文章を読む行為、人と会話するよりタイパは抜群だ。情報量も多くてありがたい。(当然双方向の会話からしか得られないものはあるけども)

エッセイを機にちょっと星野源という人に興味が湧いたので、彼の音楽も聴き始めている。
andymoriへの強烈なマイブームが少し落ち着きつつあり、ようやくandymori以外受け付けない身体ではなくなってきたのでちょうど良く染みる。
若干、このまま別の曲聴き始めちゃうと、andymori冷めてしまうんじゃないかな...?みたいな心配があったりもする。それはそれでちょっと残念だけど、別に誰かのために聴いてるんじゃなく自分の趣味なんだから仕方ない。自分の欲を満たすべく、気の赴くまま楽しみたいものを楽しんでいけばいいんだと思う。

こんなふうに、自分のためだけに新しい音楽に積極的に触れて楽しむことってここ数年なかったから、とても嬉しいなと思う。
なんとなく、楽器を自分で演奏するようになってから『知識として知っておかなくては』みたいなモチベーションで音楽を漁ることが多かった。でも、今みたいに自由に出会う音楽ってのは、自分がスポンジなんじゃないかってくらい気持ちよく吸収できる。最近は頭の中すっきりしてるから尚更だ。

というかそういえば、最近本当に頭の中がすっきりしてて本当に幸せだなぁ。

noteなんかを使って考えを文章で可視化するようにしてみたことが、大変好影響をもたらしているように思う。同じことばかり考えて、ネガティブのスパイラルに陥ることもなくなり、建設的に考えを改めていけるようになった。文章化の過程で、余計な思考に片を付け、新しい考えが起こりやすい環境が作れているようだ。

また、SNSと、ベッドでスマホを弄ることを禁止したら、驚くほど自分へのコントロールが効くようになった。
流れてくる情報の渦にやりたいことを選ばされるのではなく、自分の意志で物事を選んでいる実感がある。脳内のノイズカットにも大きく貢献している気がする。

ちょっと前まで、年がら年中頭の中ごっちゃごっちゃして、脳内音楽も鳴り止まなくて死にそうだったのに。ほんの1ヶ月強で生まれ変わったみたいだ。というか、ネットやSNSに出会う前の自分を思い出している感じ。

この年になって、自分の人生を再スタートできている感覚がある。昨年はなかなか病みまくったり、全く自分を思うように操縦できなかったりで地獄だったけど。それがあっての今だと思いたい。

この先もどんどんやりたいことを見つけて、良い一年だったと思えるよう楽しんでいきたい。

↓続き

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