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教育と大人

今年は梅雨入りが遅くなっていますね。
7月の前半頃に遠出する予定にしているのですが、この調子だと思い切り梅雨の時期に被ってしまいそうなので複雑な気分です。
梅雨と言えば、以前6月~7月がほとんど雨で8月に入るまで梅雨明けしなかった憂鬱な年があったことを思い出しました。

ここ数週間、noteで妹が仕事のせいで鬱になりそうという話をずっと続けていますが、先日ついに妹が退職を決意しました。
本部にも話はついているようで、早ければ今月いっぱいで退職できるようです。
転職したばかりですぐ辞めるのはちょっと…と最初は少し思っていましたが、今は逆に妹が無事退職できることに安心しています。

仕事が嫌だった理由はもちろん仕事内容もあったようですが、一番大きかったのは妹の行動を逐一監視していて、揚げ足を取るように文句を言ったり、ミスは全て妹のせいだと決めつけて人前で怒ったり、捉え方によってはいじめのようなことをしていたお局さんの存在だったとのことでした。
もちろんスルーできる人はできるかもしれませんが、妹は真面目な性格だったので難しかったようです。

良い歳して若い人に一々噛みつくなんて暇な人もいるんだなあと思いましたが、問題なのはそのお局さんが「学校の先生」だったこと。
教師が特に関係しない事務員の業務に一々文句を言っている時点でどんな暇な人なんだという感じですが、そもそも子供に教育を行う立場の人がいじめと捉えられてもおかしくないことをしていることが問題だと思います。

私も今の職場の前に中高一貫の学校の事務で働いていたことがありますが、良い先生が多くいる中、事務員を見下した発言をする先生もいたので、「何でこんな人が教育者をやっているんだ」と思ったことがありました。

自分も塾講師として働いていたので何となくわかるのですが、確かに「先生」というのは大変だと思います。
「先生」も一人の人間だし、子供たちに自分の貴重な時間全てを捧げることは正直できません。
ストレスが溜まるのもわかるし、こんなしんどい仕事を毎日されている「先生」はすごいと思います。

ただ子供に指導する大人として、「人としてするべきでないこと」を先生がしてしまうのは本末転倒です。
日本の今後の教育を取り巻く環境が先生方や学校の事務員の方々にとってももっと良いものになれば良いなと今回の一件で感じました。

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