オタク高校生から見えるエンターテイメント

私はオタクだ。それはもう、すごくオタクだ。
小学生の頃に友達の影響で東方Projectにハマりそれ以来、ありとあらゆる二次元コンテンツを往来してきた渡り鳥なのである。
多趣味でかつ中々飽きが来ない人間なので掛け持ちする界隈は増える一方でほとんど減ることはない(そのコンテンツに動きがあるか否かで熱心に推す順番みたいなものは出るが)。
今一番私の中でアツいのは「にじさんじ」と「超学生」である。
にじさんじはバーチャルユーチューバー(通称Vtuber)の大手事務所で、超学生は昨年メジャーデビューされた歌い手である。
にじさんじは高校1年生のときに仲良くなった友人がにじさんじ所属のVtuber、剣持刀也の大ファンでその影響で私もVtuberを見るようになった。数あるVtuber事務所の中でもにじさんじは特にバラエティーに富んだ企画や配信をするので面白い。
超学生さんは小学生の頃に聞いていたが一回他のコンテンツにゾッコンになった関係で離れていたが好きな曲のカバーをしていたので聞いてみたら再び、というか以前よりもドハマりしたのである。

この2つは高校生ということもありライブの円盤買ってみたり現地に行ったりと結構コアな推し方をしているのだが、推し事をしてて感じるのが
「ネットって凄いなぁ」
ということである。
にじさんじの配信を見るとどの人も積極的に配信上でコメントを拾ったり「マシュマロ」という質問箱ツールをつかって質問に答える、という配信をしているのをよく見る。しかしこれはネットが普及するまでは考えられなかったことだ。
一人一台スマホを持つようになったことでネットでインフルエンサーと私たちリスナーを直接つなげる事ができるようになったからこそできるエンターテイメントの形なのである。ほとんど自分語り兼自慢みたいになるが私自身剣持刀也に送ったマシュマロを配信上で読まれたり超学生のツイートにリプライしたらそれの返信が来たりしたことがある。テンション爆上がったし、推しとオタクの距離が私達が思っているよりもずっと近いことを感じた。

先日、学校で自分の決めたテーマで研究する、という授業があった。今全国の中高生は皆やっているらしい。
私はそれのテーマを「エンターテイメントの価値」にした。
時や場所を変えるとそれぞれの場所のエンターテイメントの形も変わる。それを調べた。
結果的にすごく良い研究になったので機会があればnoteに上げてみても良いかもしれない。

メタバースやVRなどこれからまだまだ盛り上がりそうな技術はたくさんある。それらの盛り上がりに合わせてエンターテイメントはどんどん形を変えていく。他界隈掛け持ち限界オタクの私からしたらそんな未来が楽しみで仕方がない。

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