見出し画像

転職活動進捗(都会と田舎と私たちの働き方編)

(最近自宅から見える夕焼けが毎日すごい🌄)

転職活動してる話、会社の人と初めてできた😭 とてもうれしい〜

検討段階で職場のメンバーに話してもしょーがないしな、って思って今まで誰にも話していなかった。チームに同じレイヤーの人間がいないとやっぱり話そうと思えないし、先輩にも後輩にもまったく心を開いてない。笑
頼りにはしてるけど、それとこれとは別なのである。

その日は、隣のチームの子が社食でランチしてたので、アクリルパーテ越し相席させてもらった。
彼女とは担当業務は違えど、お互いがどんなことやってるのか大体知っていて、数少ない同級生でもあって、いちばん気軽に愚痴ったり雑談したりできる。

彼女が周りに人がいないのを確認して、
「え、ともちゃんも知ってるよね、私もう辞めるんだよね!」
って話し始めるので、私もテンション上がっていろいろ喋ってしまった。いや知らんし!!

でも、ああいよいよかーとは思った。上長とソリが合わなくてずっとしんどそうだったし、「泣きながら帰ることたまにない?」って言ってみたときに唯一共感してくれたのは彼女だった。

彼女はそもそもキャリアアップ志向はなかったそうで、SVになって責任が増えて配下の子の分まで顧客フォローしたり謝ったりしなきゃいけないのが本当に嫌らしい。
あとWFM担当者がSVの希望聴取しないでシフト作成してたり、上長が「辞めるなら半年前に言え」って就業規則にはないこと勝手に言ってて、内定が無い人を引き留め続けたりっていうのも我慢ならなかったらしい。
普通に考えて退職半年前に内定するわけないだろ…。

少しの時間だったけど、彼女と話しててなるほど〜と思ったことがいくつかある。

・彼女のチームも私のチームも先行きが明るくない。次期SVやれそうなキャパのメンバーがいなくて詰んでる
・Dir以上が敏腕すぎて、SV以下との断絶がでかい。Dirがほぼ完全に現場の状況を把握、ディレクションしているので、それをこなせればあとは誰がやっても同じ感じ(ワンマン運営ってやつか)
・立ち上げとかのかなり厳しい状況をなんだかんだ耐えてこられて、かつバリバリのキャリアアップ志向Dirなので、配下のメンバーが振り落とされてることに気付いてない説ある。気付いてても構わずやり続けるしかないのかも
・Dir以上もバリバリ(成果主義で上昇志向)、クライアントもバリバリなので、そういうやり方はこの町(大都市からそこそこ遠い地方都市)に合ってない、この町の人が目指すやり方じゃない。というかこの町のみんなはこの町でそれができると思ってない
・事実、バリバリやる人はさっさと東京とかに出てこの町にとどまってない(うちは本社とグループがでかいので、首都圏とか関西に進出するためのステップとしてまずこの町でやってるような感じ)

こんな話、会社でできると思ってなかったからほんと嬉しかった、、違和感もってるの自分だけじゃなくて安心もした。
こうやって次々いろんな人が「なんか違うな」ってここに見切りつけていくのかもしんないな。ご愁傷様。みんな自分の人生なんだから自分が心地よく生活できる場を追い求めてこね。

ただ、ちょっと引っかかってる部分もある。

・Dir以上もバリバリ(成果主義で上昇志向)、クライアントもバリバリなので、そういうやり方はこの町(大都市からそこそこ遠い地方都市)に合ってない、この町の人が目指すやり方じゃない。というかこの町のみんなはこの町でそれができると思ってない

これってほんとにそうなのかな。
どうして「できると思ってない」んだろう。。

とはいえ私も学生時代とか就活中はそう思っていたので、理解はできる。実際その通りだとも思う。
結果的にUターン就職することに落ち着いて今に至るわけだけど、地元じゃ製造業か地銀か役所くらいしか仕事ないでしょみたいな考えでいた。それで、選択肢を広げるために情報が集まりやすい東京で就活をスタートさせた。
今同じチームで働いてる新卒メンバーも、この町で働くとなったら工場とか小売とかくらいしか…というイメージだったという人が多い。

ましてやコールセンターなんかは特に、何の免許も資格もなしで始められる仕事だし、非正規雇用が大半。大きい志があって入社するような人なんてごく少数だと思う。
そういう側面もあってバリバリの働き方は浸透しにくいんじゃないかと思う。一概には言えないと思いますが。なのでバリバリキャリアアップ志向の人がトップに立った日にはこういうことになってしまうという。。

それを良いか悪いかで計るつもりじゃないのだけど、「バリバリ働きたいけど、この町のやり方に合ってない/この町ではできないだろうな」って考える人が少なくなったらいいなあ、とは思う。
今に至るまでそれぞれの時代のカラーみたいなものがあって、この町で暮らすことを選ぶ人のニーズがあって今の土壌はつくられているんだろう。
でも今はもう「この町ではできない仕事/働き方」って本当はないはずで(農業とかは別かもだけど)、土地に縛られずに人と仕事がマッチングして、同じ働き方を望む人が集まっていく、それをかなえるソリューションがあるはずじゃないのかな。

そういう考え方が、この町で少しずつでも浸透していったらいいなと思う。
私も今回考えたことを今後の仕事探しに繋げていきたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?