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Midjourney:私の呪文

Midjorneyの気になった呪文のコレクションをしています。

その中から、自分のラインの呪文(プロンプト)を試していこうと思っています。


私の鉄板?

高野聖

watercolor painting of XX, highly detailed, --test

普通の挿絵(サイバーパンク)

Steampunk. 単語(一言主!)

普通の挿絵(水彩画)

Watercolor. 単語(一言主!)

気合の入った水彩画風イラスト

〇〇〇〇〇, watercolor painting style illustration,8k,high detailed.

ちょっとリアルっぽい感じのイラスト(兎とか~)

detailed and soft look, ultra-realistic

太った猫LINEスタンプ

Fat cat xx. Flower Punk, normcore, editorial illustrations

ちょっとポップな感じのイラスト

normcore, editorial illustrations, gigantic scale

normcore(ラフなカジュアル)
editorial illustrations(雑誌イラスト風)
mcdonaldpunk
flowerpunk

1枚で同じキャラに複数の表情・ポーズを取らせる。

multipul poses and expressions. no outline

Nijijourneyのデフォルト比率がなぜか縦長になって覚えた縦横比

--ar 1:1 (デフォルトの正方形。後半に縦横比率を記述)

人物画

⑦体全体を記述させる
 ➡full body

私のルーティン

通常はv3で4枚のラフを取り、バリエーションをかけアップスケール。
バリエーションが多い方が幅が出る気がします。
気合を入れたいときはアップスケールした画像をリマスターしています。

フォーマット(構文)

<全体のフォーマット><主題><主題の補足><作者><全体の補足><フレーバー>

魔術として理解するお絵描きAI講座

という構成がわかりやすかったです。

例としてあがっていたのがこれ。

<全体フォーマット>Detailing oil painting of
<主題>The great white castle on deep forest landscape
<英霊>by CASPAR DAVID FRIEDRICH and CLAUDE LORRAIN,
<全体の補足> perfect lighting, golden hour,
<フレーバー> taken with Canon 5D Mk4

私の場合

<全体フォーマット>
Detailing watercolor painting of
oil painting
beautiful concept art of
sketch, croquis
pen drawing(ペン画)
botanical art
woodblock print(木版画)、etching, lithograph


distant view(遠景)はここで指定すればいいのかな?

<主題>The great white castle on deep forest landscape
<英霊>by これは不要かな?アニメ調とかここで指定するのかな?
<全体の補足> perfect lighting, golden hour,
<フレーバー>Unreal Engine/Playstation5
on simple background for e-commerce sit

いつも惚れ惚れする作品を生み出す、あずみのさん。

ああああ、羽フェチ、光り物好きの私のツボ!
呪文ヒントが満載ですが、基本がこれ。

「(描きたい人物), (モチーフ、印象、色、模様の指示), (背景), character design, dramatic lighting,cinematic composition, highly detailed, ink illustration, octane render, golden ratio --ar 2:3」
をベースに次のようなキーワードを加えていきました。
・majesty
・sacred
・anime
・iridescent
・drapery and cloth
・mathematics geometry
・intricate gold filigree
・symmetrical artgerm
・cinematic composition

「intricate silver and gold filigree」という言葉を入れるか入れないかで華美なデザインになるかどうかが決まります。

これが光り物のキモなのね。

コメント欄にあった、あずみのさんの感想に納得。

AIを思い通りに使いこなすことは実際に絵を描くよりもむづかしいです。1分で絵を生成できると言っても1回で完璧な絵は出来ないので何百回と生成を繰り返さないといけないです。どんな絵がいいのか人間が指示しないとAIはクソみたいな画像を平気で作ってきます。そのクソ画像は本当にクソだから作者は恥だと思うだろうし、世の中には出回らないはずです。偶然綺麗に描けたら素晴らしいですがそうはいきません。何度も単調な繰り返しながら自分の思ったような絵ができるまで頑張らなければならないのでAIが生成した絵はAIだけの作品ではないです。それを作り上げた人間をもっと褒めてあげてほしいです。

いつもいろいろな素晴らしい作品を見て、同じツール使っててなんで自分は描けないんだろう、と劣等感に悩まされていたのですが、それまでの過程の枚数が半端なかったんですね。

家族のポートレート集。

「〇〇〇〇〇's portrait, background is space station, cyber punk, mechanical, 3D, 12K, octane render, cinematic lighting, intricate filigree metal design, Photorealism, Bokeh blur, High detail, --testp」

「Studio Ghilbli inspired Abstract Anime portrait of 〇〇〇〇〇, background is space station, cyber punk, mechanical, 3D, 12K, octane render, cinematic lighting, intricate filigree metal design, Photorealism, Bokeh blur, High detail, --testp」

「Bokeh blur」はボケたような写真のエフェクトをかけるときに使います。すごく簡単な言葉1つで仕上がりが大幅に変わります。「Depth of field」も一部使いました。これもカメラレンズの焦点特性をシミュレートするポストプロセスエフェクトで、カメラ用語の使用が画質の仕上がりを大きく左右するのでそのあたりをもっと勉強してみてもいいかも。BloomやVignetteも使ってみましたがBokeh blurほど便利には使えませんでした。元画像の種類によりますね。今回はこれが最適。

Grain effect
Lens flare effect
Light caustics effect
Low shutter effect
Motion blur effect
Neon light effect
Volumetric light effect
Chromatic Aberration、Color Grading、Deferred Fog、Auto Exposure、Grain、Motion Blur、Screen Space Reflectionあたりも試してみると狙った画像になりやすくなるかも。

キーワード、octane renderがわからなくてコメント欄で聞いてみました。

octane renderは3Dっぽくする呪文です。リアリティを出したいときに入れるとよくて、2Dっぽいイラストとか線画とかでは使わないほうがいいです。立体をスムーズな質感にさせたいときとかに使いますよ。スチームパンクはそれほど難しくないんですが、コツとしては色や照明やエフェクトのリクエストをモリモリに盛ってやるほうが上手くいくとかそういうことかなー???シンプルにするとうまくいかなくて、盛るといいかも。それと日本の漫画家の名前を加えてもいい感じになったりします。やり直しはできるだけしたくないですから、できれば鉄板のベースになるような指示文のテンプレートを作るといいと思います。

うう、まさにこのnoteが私用のテンプレート向けなのだけど、鉄板にならないな;;
私には3Dという視点や発想が抜け落ちていることを痛感しました。

同じあずみのさんから、人物のフレーミング。


①カメラ目線にさせる
 ➡Look at the camera
②人物を画面中央に寄せる
 ➡central framing
 ➡centered in frame
 ➡Central Framing photography
 ➡full body center of the frame
③顔を前に向かせる
 ➡front Face
 ➡ront facing photo
④ピントを顔に合わせる
 ➡focus on face
⑤顔の記述を増やすことで画面の中に寄せる
 ➡detailed face
⑥自撮りをしていることにする
 ➡selfie
⑦体全体を記述させる
 ➡full body
➇画像の縦横のサイズの比率をいじる
⑨MJのバージョンを変えてみる
⑩もともと中央に人物が配置された画像のURLを参照する
⑪画像のサイズ自体を大きめに設定する


効果が出やすいキーワード

Midjourneyのヒント集から使いそうな言葉。

強い感情や神秘的な響きのテーマ
結構、抽象的な概念がいけそうやね。

a sense of awe” “the will to endure” “cognitive resonance(認知的反響ってなんぞや?試してみるか…)” “the shores of infinity” “the birth of time” “a desire for knowledge” “the notion of self”

記述スタイル

まあ、効きやすい形容詞やね。

cyberpunk, psychedelic, surreal, vaporwave, alien, solarpunk, modern, ancient, futuristic, retro, realistic, dreamlike, funk art, abstract, pop art, impressionism, minimalism

個人的にはこの辺か。
anime, cartoon, graffiti, Art nouveau, art deco, baroque, rococo, steam punk, celtic, rune, ethnic, Asian, native, aesthetic(お耽美?)

参照するアーティスト名。
知っている人のが少ないOrz。

Hiroshi Yoshida, Max Ernst, Paul Signac, Salvador Dali, James Gurney, M.C. Escher, Thomas Kinkade, Ivan Aivazovsky, Italo Calvino, Norman Rockwell, Albert Bierstadt, Giorgio de Chirico, Rene Magritte, Ross Tran, Marc Simonetti, John Harris, Hilma af Klint, George Inness, Pablo Picasso, William Blake, Wassily Kandinsky, Peter Mohrbacher, Greg Rutkowski, Paul Signac, Steven Belledin, Studio Ghibli(!!)

個人的にはこの辺かな? 
Keith Haring, Banksy, Aubrey Beardsley, Alfons Mucha,  Émile GalléHokusai, William Morris,

grid、collection sheetで建築パース用添景のようなリアルなカタログ風のイラストが!!

fashion reference sheetも楽しそう。

ダンジョンマップ
dungeon map, fantasy world, write in memo --ar 16:9“ 基本はこれだけ

だそうです。


こちらは下のサイトの作者の呪文。TRPG卓の背景など、明確な目的がある人は研究心旺盛ですね。画像の権利の考察など参考になりました。

ややリアル寄りの若干ダークなファンタジーがほしいとき:Harry Potter
広大、緻密な風景画、空気感のあるファンタジー:Granblue Fantasy
いっそ広義にアニメファンタジーにしたい:cygames
より「ゲーム素材」っぽい感じの背景:Atelier Ryza(アトリエシリーズのどれにするかはお好みで。ライザ、ソフィー、ルルアあたりがおすすめ)
きれいなアニメ感:Violet Evergarden
神秘的自然、あるいはややレトロ:STUDIO GHIBLI,Hayao Miyazaki
奥行きがある、エモーショナルでキラキラしたアニメ:Makoto Shinkai
碧い燐光のSFっぽさ:ghost in the shell
退廃感あるほうのSF:AKIRA
トレーラーに使えそうな印象的なイラスト:movie concept art
スチル・一枚絵っぽさ:Cover of a single issue of comic
イラストっぽさを強める:brush painted, simple
きれいな明暗:beautiful shadow

お勧めの翻訳ツールも紹介されていました。今までテキトーにGoogle翻訳や呼び出しやすいPAPAGOを使っていたけど、試してみるかな?

DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツール


禁じられたキーワード

いくつかの単語は自動的に禁止され使えません。

注意していたのだけど、nastyがそういう強い悪い言葉だという認識がなかったよ;; 「意地悪」で辞書引いたら出てきたんだよ~。

前にbreast(胸)でも引っかかったことがあります。まあ、こちらはそういう際どい場面ではありました。

下のドキュメントに制限事項が書いてあります。

コンテンツと修正 - Midjourney Documentation

基本的にPG-13が求められます。

米映画協会(MPAA)による映画の指定区分の一つ。入場制限は設けられていないが、13歳未満の子どもが鑑賞する場合には保護者の注意や指導が望ましいとされる。性描写や暴力シーン、残酷な表現、卑猥な言葉など、13歳未満の子どもには不適当な内容を含む作品が対象となる

https://kotobank.jp/word/PG-13-191529

ドキュメントには次のように明記されています。

一部の単語やフレーズは、コンテンツの作成を妨害する再発に基づいて自動的にブロックされます。それらを使用して画像を作成することはできません。
ゴアには、人や動物の体の一部が切り離された画像、共食い、血、暴力(たとえば、誰かを撃ったり爆撃したりする画像)、変形した体、手足の切断、疫病などが含まれます。
ヌード、性器、裸の胸への執着、シャワーやトイレにいる人、性的なイメージ、フェティッシュなどは避けてください。
他に、人種差別主義者、同性愛嫌悪、邪魔、または何らかの形でコミュニティを軽蔑すると見なされる可能性があるため、攻撃的または虐待的と見なされる場合があります. これには、裸の子供や、有名人や著名人の攻撃的な画像が含まれます。これをさらに定義する作業を進めています。

MidjourneyのBanned Wordのリストを作ろうという動きはあちこちであるみたいですが、ある意味、アブナイ言葉の羅列みたいで、削除の憂き目にあうことも多いようです。みんなで手を入れる共有ファイル(表形式)を見つけました。

禁じられたMidjourneyの呪文:誰でも追加可能

Oppai、Hentai、Kinbakuなど日本語もちらほら...。
corpseは駄目でdead bodyはOKとか、bloody、bloodが駄目とか、
cuttingwoundが駄目だとか(scarはOKだった)虎の尾だらけです。
文脈も見るのかな?

結構、眺めるだけでも楽しいリストでした。
nastyが駄目だったとか、scarはOKだったとか、追加しておきました。

おまけ(稚拙な作例)

試しに魔道祖師の藍湛が琴を弾くイメージを。

<全体フォーマット>Detailing watercolor painting of 
<主題>Young man with black long hair in white kimono playing Chinese harp
<英霊>in front of clear water fall,
<全体の補足> perfect lighting, golden hour,
<フレーバー>

Detailing watercolor painting of Young man with black long hair in white kimono playing Chinese harp in front of clear water fall, perfect lighting, golden hour

まあ、琴をChinese harpにした時点で竪琴になっちまうのは予想してました。水彩指定すると雰囲気変わりますね。

下に置いて演奏しているっぽい右下でバリエーション。

右下をアップスケール。

なんだかとっても違うものになりましたが、藍湛だと思わなければいいのか。

魔道祖師なら魏嬰の方がキャラが立ちやすいか?

<全体フォーマット>beautiful concept art of
<主題>a young man clad in black kimono standing on the roof playing black flute at night with full moon
<英霊>from mó dào zǔ shī
Unreal Engine

beautiful concept art of a young man clad in black kimono standing on the roof of old chinese house playing black flute at night with full moon from mó dào zǔ shī Unreal Engine

笛ふけよ...。なかなか思ったようにはいきませんな~。



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