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空気の意識 (夜田わけい)

【カテゴリ】小説
【文字数】約2000文字
【あらすじ】
ミライズ研究所では、今日も意識の研究が盛んだ。今日は高電位ジュネレーターを用いて、研究員たちは空気の意識を読み取ることにしたようだ。研究は上手くいき、空気の意識が現れてきた……
【著者プロフィール】
夜田わけい(やだ・わけい)。詩人、小説家。静岡大学農学部環境森林科学科卒業、在学中にUniversity of Albertaに留学。技術士補。詩集『ヒョウカ、ライガイ』がAndrew CampanaによりTokyo Poetry Journal Vol.4に抄訳。2017年から3年間、空想科學小説コンテストにて最終候補。2019年、第五回中国国際科幻大会「100年後の成都」SF特別賞受賞。
https://www.resume.id/wakei_yada

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ミライズ研究所では、今日も意識の研究が盛んだ。今日は高電位ジュネレーターを用いて、研究員たちは空気の意識を読み取ることにしたようだ。研究は上手くいき、空気の意識が現れてきた。

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