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「ゆらぐ人たち - 2030年 若者のマジョリティ」|未来を予報するフレームワーク

価値観の変化を予報するフレームワーク

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当社では6000以上のイノベーティブなビジネスやプロジェクトの事例から、様々な兆しを抽出し、ストーリーにしたてて、未来を想像しやすい形でコンテンツにしています。
皆様にも、これからお話しする<ゆらぎ>のフレームワークを使って、未来の人が持つ価値観の変化などを捉えながら、新しいサービスの構想をはじめ、未来を予報する事をしてみてもらいたいと思います。

主人公:2030年のマジョリティ「ゆらぐ人たち」

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私たちが5年以上研究する6000以上の起業家やアーティストが描くビジョンから未来を考えた時に、2030年頃の若者(巷ではジェネレーションZ・と呼ばれてもいる)は「ゆらぐ人」である、という仮説を立てています。

2030年に向けて、食事・洋服・恋愛・仕事・住宅など、様々な領域で新しいサービスやプロダクトが出てきます。つまり、今よりも多くの選択肢が得られることになるわけです。
ゆらぐ人たちは、この多くの多様化した選択肢の海の中で、裏腹な思いを抱えながら生き続ける事が普通になってくるかもしれません。

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このように、様々な領域で新たなサービスが生まれ、選択肢が広がり続けています。その選択肢の幅は広がり、気軽にこの幅を行き来できるようになっていくでしょう。
2030年には、この<揺らぎ>が更に大きくなり、その両方を充足させるサービスなどが人気がでるかもしれません。

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また、大学生のヒアリングをしていくと現時点でも社会の多様化は進んでおり、「人と違うことは変だ」という意識は薄くなってきています。なるべく衝突や変わらない決定を避ける、縛られたくないという意識は今後も強くなってくるのではないでしょうか。

「ゆらぐ人たち」を充足させるサービスとは?**

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