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小学生へのお小遣いは少数派?ハイパーインフレ・アルゼンチンならではの事情

お子さんのお小遣い、どうしてる?

「世界のお小遣い事情を比べてみた!」

少し前のことになりますが、毎月、海外から子育てや教育についてレポートさせていただいている『Soda!Soda!』 by SEIBANで記事が公開となりました。

今月のテーマは「世界のお小遣い事情を比べてみた!」。
今年1,000円だったものが来年には2,000円になってしまうという、とんでもないハイパーインフレ状況の中で、親が子どもに「お金」についてどう伝えているのかは私にとっても気になるテーマ。「アルゼンチンのお小遣い事情」を中心に、子育て中の現地の方々へ実情を伺ってみました。

週末などにスーパーでまとめ買いをする人が多いアルゼンチンでは、すぐこんな状況に。この会計は約8万ペソで、現地通貨ペソはすぐ価値が変動してしまうのですが、日本円で約3万~3万5千円程度です。

世界と日本、違いも同じ悩みもある?

小学生が子どもだけで行動することは、まずない?!

この連載では、編集部や海外在住ファミリーレポーターの皆さんと定期的にミーティングをしています。
その際「お小遣い」についての話題となったのですが、「そもそも小学生だけで買い物に行くことができないから、お金を持たせない」との声があり、それは現在の我が家も一緒。

日本に住んでいてもお小遣いやお金に対する考え方はご家庭それぞれの考え方があり、「正解」のようなものはないからこそ、各国の子どものお小遣い事情や、お金の教育はどうしているかなど、世界のお小遣い事情はとても興味深かったです。

大統領選、経済の混乱…どうなるアルゼンチン!

我が家が住むアルゼンチンでも、小学生が子どもだけで行動することは考えにくい。それに加え、そもそも「貯金」の意味があまりないことなど、日本と全く違う状況があります。

どんどんモノの値段が上がっていくお金周りのことに関しては来た当初から驚きっぱなし!

その一方で日本でもアルゼンチンでも、あとはおそらく全世界の親たちが同時多発的に新たなに悩んでいるのではないかと(勝手に)思っている「電子マネー」の取り扱いについてなど、日々の生活の中で感じたことをお伝えしています☆

こちらは中南米で浸透している「Mercado Pago(メルカドパゴ)」という決済アプリ。さまざまな店頭で使用可能というシールが貼られ、お店では右下の機械を使って支払いを行います。ただ、アルゼンチンはわりと現金文化も残っており、現金を使う人もまだまだ多く見かけます。

こちらを執筆した約2か月弱前からまた状況が大きく変わり、大統領選の真っ最中のアルゼンチン、先日はアルゼンチンの通貨ペソ非公式レートは1ドル=1000ペソ超に…

選挙自体も、1回目の投票結果が大半の予想を裏切る意外な結果になるなど大荒れ。経済の混乱もすさまじく、日常生活でも自分が今だいたい日本円でいくら使っているのかよくわからない…という大変なことになっています。どうなる大統領選!



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