雑穀・キヌアとは?
2021年6月21日(月)20:00配信
こんばんは、
未来食ライフナビゲーター橋ヶ谷風花です。
野菜と一緒に煮込んだスープは老若男女問わず、大人気!
炊くと金色でキャビアのようなキヌアは、中性的で食べやすい日本の雑穀に比べると、クセのある美味しさが特徴です。
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キヌアとは?
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コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリに至る標高2500〜4000メートルの南米アンデス山地で紀元前から栽培されてきた雑穀です。
粒の外皮の色は、乳白色から黄色、黒色、赤紫色など様々で、数百に及ぶ品種が存在すると言います。実はくすんだクリームイエローで、大きさはキビより大きく扁平の円盤形をしています。金色に炊きあがるので、愛称はキャビアミレット。
キヌアの栄養価
キヌアは、白米に比べて68倍ものビタミンE群を含み、その量は他の雑穀と比べても群を抜いています。ビタミンEは抗酸化作用が非常に強く、血管を健康に保ってくれます。
キヌアの歴史
スペインの侵略によってインカ帝国が滅ぼされた時に、麦の敵性植物として栽培を禁止されて以来、幻の穀物として歴史の彼方に消えようとしていましたが、宇宙食の研究開発を進めるアメリカ航空宇宙局(NASA)が、人間の体に必要なすべての栄養をバランス良く含む驚異的な食べ物、健康と食糧の問題を解決する「21世紀のスーパーグレイン」としてキヌアを発見したのをきっかけに、現代の食卓によみがえりました。
キヌアに適した料理とは?
炊くと黄金色の透明感のある食材になります。日本の穀物と違って炊いてもふやけず、ツルンとした表面をしていて弾力があるので、トッピング食材としても活躍します。スープなどに入れると、粒の側面に巻いている糸状の胚芽がよく見えてかわいいです。
キヌアの料理の写真はこちら
(出典:つぶつぶBLOG)
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