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情報発信でファンを囲い込め!(農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今やSNSは農家にとっては販売していくための武器といっても過言ではない状況になってきています。
農業は今後、2極化が進むといわれています。大規模農家や農業参入企業など大きな農園で大量に作物を生産し、安定収量を確保し、一定の品質で流通させていく農業と、味などの品質に徹底的にこだわりファンを作り規模は小さいけど地域に浸透した農業の2パターンの農業に分かれていきます。

これをパンメーカーに例えると山崎製パンや敷島パンのように大規模に流通させる企業パンメーカーと、美味しさや焼きたてなど品質にこだわり、地域に愛される“街のパン屋”ということになります。

今は農業業界がこのような構造になっていく過渡期にあると思っています。過渡期ですからしっかりと時代の変化に対応できなければ、市場から退場させられてしまうということになります。

そこで重要な戦略ツールとなるのがSNSですね。

出典:総務省情報通信政策研究所

従来は情報発信できるのは巨大資本をもったTVや新聞などのメディアに限られていましたが、SNSの発達により今は個人が情報発信していける時代になりました。
従来であれば個人農家がTVで広告をするということはできませんでしたが、今や個人が情報発信できる時代なのでやらない手はありません。
そしてすでに先鋭的な若い農家さんはドンドンSNSで情報を発信しています。

・日々の作物の生育の状況
・日々の農園作業の状況
・農家の想い
・加工品生産の状況
・イベント出展情報
・特売などセールの情報
・次シーズンの栽培品種などの情報
・消費者アンケート

など日々の農家にとっては何気ない情報ですが、一般消費者にとっては興味のある情報であったりします。こういった情報発信を行うことで消費者に親しみを感じてもらい、場合によっては、企画イベントに参加してもらって消費者と農家の一体感を作り上げたりしながら消費者をファンにして囲い込んでいくことがSNSを使った重要な戦略となります。

非常にきれいなドロップファームのSNS

また、YoutubeやTikTokなどの動画ツールやclubhouseなどの音声配信ツールなどで情報発信することで、消費者にとっては普段見ている動画の方が目の前にいるとあたかも芸能人に会ったかのような錯覚をもたらしよりファンになってくれるケースがあります。

確かにSNSでの情報発信はセンスが必要で誰も彼もヒットするものではありません。しかし無料で情報発信できるのですからダメ元でもいいのでチャレンジしてみることをお勧めいたします。ぜひ!

【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL t.ogawa19720117@gmail.com

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