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コミュニケーションは経験値が大切

今から6年くらい前に会社で受けさせてもらった研修で言われたことです。
「コミュニケーションは経験値が大切」

人間関係に苦手意識がある人は、そもそも人と関わる機会を回避しがちなので、コミュニケーションを取る回数が少ない(経験値が少ない)
なので、少ない分母の中でコミュニケーションでうまくいかないことがあると「コミュニケーションがうまくいかない!」という経験の割合が高くなってしまうということです。
そして、うまくいかない記憶が強く植え付けられるので、さらに苦手意識を加速させていく。

人間関係が得意とか、苦手意識のない人は、機会も普通にあるしなんなら多くなるので、たくさんの分母のなかで「うまくいかない!」の割合が低く抑えられる、ということでした。
低く抑えられるから、苦手意識も持たなくなって、さらにコミュニケーションが取りやすくなる、ということですね。

これを聞いた時は「まあ、そうなんだろうなぁ」となんとなく納得したふりをしていました。
そうなんだろうな、とは思いつつ、あまり人間関係を得意としてなかったので、実際に行動するまでには至らず、せっかく得た知識はそのまま私の中で風化していきました。

最近になってこの言葉を思い出したのは、昨年転職して職場環境が変わったのと「今年はなんでもチャレンジするぞ!」の精神で色々なこと挑戦するようにしたからでした。

いつもよりも色々な場所に参加してみたり、今までと違う人間関係の中に飛び込んでみたり、クヨクヨしつつも挑戦したおかげで、自分の中の思い込みに気づくことができました。

今までと違う人間関係の中に入って、いろんな人を観察した結果、苦手と思っていても経験値を積むことで自分なりの対処方法を編み出せるんだなぁ、と思い至れました。

別に今もコミュニケーションが苦手なのは変わらないし、人見知りもありますが、自分なりに「楽しく過ごす」ことや「これくらいで大丈夫」を感じられるようになってきました。

これからも経験値を積んで、もっと気楽に人付き合いができるようになりたいなと思います。
6年前の講師の先生、ありがとうございます!

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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