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yk317ss
五十にして惑う【せっかちさん#002】
〜せっかちなのは?〜
歳を取ったせいか、地が出てきたのか?
久しぶりに、齢76になる母と横浜中華街で食事をした。
母は相当な“せっかち”なので、早めに家を出る。
待ち合わせ時刻の30分程前に、母からLINEが入る…
「駅のホームで待ってます!」
数年前のこと。
早めに行って本でも読んでいようと思い、喫茶店に入り注文をすると、
「改札口で待ってます!」@母
その日の予定はすべて1時間前倒しになった。。
〜遺伝か環境か〜
小学生の頃、毎日のように(というより毎日)
「早くしなさい!」「まだ、歯磨きしてないの!」「早く学校行きなさい!」と言われていた。
そんな母を見て、気の短い父が「落ち着かないから、早く早く言うなっ!」とよく怒っていた。
そんな母はどんな子どもだったのだろう?
証言者が乏しくなってしまった今、よく分からない。(本人は“せっかち”の自覚はあまりなさうだ…)
年齢を重ねると残り時間の短さを感じるためか、気が短くなると聞いたことがある。
歳を取ると、子どもの頃(の性格)に戻っていくと聞いたこともある。
「母にだけ、待ち合わせ時間を30分くらい遅く伝えよう」かと姉と考えたこともある。が何だか悪い。
そんな母と短気な父の子である私もこれから“せっかちさん”になっていくのだろうか。
ふと考えると、3歳上の姉もかなりの“せっかち系”だろう。
自分の食事を終えた母はさっさとマスクをして待っている。
私も残りの炒飯を少し早めに食べ終えた。
お会計を終えて店を出ると、母はスタスタと歩き出していた。。
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