＜代表ブログ＞経営合宿を振り返って。大自然の中で見えた、大切なことと、これからのミライ。
わたしが育った、大好きな場所。
雄大な自然の中で、「わたし」と向き合える場所。
山梨県の、北杜市。
大切な仲間たちと、
この場所に来ることができました。
経営合宿@小淵沢
遡ること、4月の半ばごろ。
3度目の緊急事態宣言が発令される前に、
LABOの経営企画チームで
山梨県小淵沢にて合宿を行いました。
ミライLABOはおかげさまで、
丸５年が経ち、６年目がスタートしています。
これまでの５年は本当にあっという間で、
もちろん、大変な時期も、大変な事もありましたが、
振り返ってみると、本当にたくさんの
子どもたちの笑顔に囲まれる、
幸せな5年間だったように思います。
「子どもたちがただ、子どもらしく居られる
安心安全の場所を、渋谷の真ん中に。」
そう思って創った、ミライLABO。
今回の経営合宿のテーマは、
これからの５年を
どんな風にデザインしていくか、
私たちは何のために存在するのか。
そんなことを話し合う
とても濃い２泊３日でした。
都内のホテルや会議室を借りて実施するのも考えましたが、今回のテーマはとても大切なテーマ。
普段いる渋谷とは場所を変え、
雰囲気を変え、
受け取るエネルギーを変え、
フラットな状態で挑みたかった。
なので、
今回はあずさに乗って、
山梨県小淵沢に行くことにしました。
渋谷の街を飛び出して
普段はビルが建ち並び、
いつまでも完成しない街と言われる
開発の街、渋谷のど真ん中にいる私たち。
電車に乗って、しばらくは合宿のプレ議論をしていたメンバーたちも、
トンネルを抜け、山々が見えてくると、いつしか自然と議論は止まり、ただただ、美しく雄大な山々に溜息をこぼすように。
気がつくと眠っているメンバーも。
自然の中に身を置くと
それだけで、溢れるものと抜けていくもの、
そのどちらも感じることが出来ました。
富士山と八ヶ岳、
南アルプスに奥秩父の山々。
そして、
360度見渡す限りの空。
空はこんなに広かったんだと、
当たり前で、当たり前じゃない、
そんな体験をしました。
八ヶ岳の周りは美術館がたくさん。
さまざまな作家さん達が
ギャラリーも開いているので、
美術館やギャラリーがそこかしことあります。
クリエイティブな人たちが
ついの住処としてこの地を選ぶのも
なんだか分かる気がします。
温もりあるロッヂと、贅沢な時間
この辺りは別荘地なので、
あちこちに可愛いコテージがあって。
イギリスの湖水地方のような、
フランスの美しい村のような、、
(女子たちが、シルバニアファミリーみたい♡と言ってて可愛かったです笑)
ドライブしていると、
自分たちは今どこに来ているのか、
分からなくなる感覚。
お世話になったのは、
「ロッヂ・キースプリング八ヶ岳」。
ここがもう、本当に、最高で。
都会にあるような
豪華な施設というわけではないし、
煌びやかなホテルでもないのですが、
木で出来たロッヂのドアを開ける時には
カランコロン、とどこか懐かしい音がして
「こんにちは」と笑顔で迎えてくれる
エプロン姿のおじいちゃん。
お部屋の鍵には
木彫のキーホルダーが付いているのが
どこか懐かしく、
丁寧に手入れされているからか、
新しくはないのにピカピカな廊下を歩けば、ギシギシと一歩一歩音がする。
きっと、喧騒に囲まれた場所ならば、
一歩一歩歩く音なんて聴こえないんだろうと思うと、なんだか愛おしくて、
こどもの頃、おばあちゃんの家を歩く時、こんな音がしたなぁと思い出しました。
お部屋の窓からの景色は、空と緑。
他には何にもない。
何にもないけど、
それが1番の贅沢。
田舎は夜が早いから
１９時にはもう真っ暗で、
その分夜空は、満天の星空。
1泊目から癒されて、
気が付けば２１時過ぎには就寝。
（みんなは起きて仕事してたようです笑）
カーテンを閉めずに寝たから
朝日が登るのと共に、
目が覚めて。
窓を開けると
静まりかえった森の中から
鳥のさえずりが聴こえました。
天窓から朝日が差し込む廊下を
静かに通って、
テラスで朝の読書をした。
なんて贅沢な朝だろう。
ここは小説の世界？
何にもなくて、
とっても豊か。
本当に豊かなことは何か？
私たちは分かっているのだろうか？
正解はなく、一人一人価値観は違う。
「私にとっての豊かさ」の軸、
自分だけのモノサシを私たち大人は
持っているのだろうか？
こどもたちに見せられるだろうか？
そんなことを感じられたのは、
この場所だったから。
自然のエネルギーに浄化されていく感覚を感じました。
つい、自然愛、小淵沢愛を語ってしまいましたが、
実は私の故郷でもあります。
東京出身の両親、そして祖父母が
八ヶ岳を訪れて大変気に入り、
別荘を持ち、そのまま住み始めたそうです。
わたしのこの性格は、
早口早足のせっかちな両親とw
のんびり穏やかな祖父母と
八ヶ岳の大自然の恵みを受けて
形成されたんだなぁ
なんてことも思いました。笑
立ち止まって、深呼吸することの大切さ
「今は踏ん張りどき。」
去年はそんな言葉を
色んなところで耳にしたように思います。
でも、思ったよりも長引く状況。
いつまでも歯を食いしばり続けることは出来ません。
どこかで反発が生まれる。
一時的に頑張る瞬発力も大切ですが、
長く続けられる持続力の方が大切なのかな。
そんなことを思うようになった６年目。
今は緊急事態宣言中ですし
ぜひ自然を感じにリフレッシュを、
とは言えない状況ですが、
ふと立ち止まり、自然を感じるだけでも
何か違うエネルギーを感じることが
出来るかも知れません。
最近ちょっと疲れてるかも？とか
疲れていることさえ気が付かない人は
大きく息を吸い込むためにも、
大きく息を吐くことからはじめても
いいかもしれません。
大自然の恵みを存分に受けた
今回の経営合宿。
私たちが本当にやりたいこと、
やりたかったことを改めて言語化し
どのように理想までの道順を設計していくか
それらを丁寧に描くことが出来ました。
これまでの５年で、
子どもたちの持つ力の「すごさ」を
あらゆる場面で実感してきました。
次の５年では、
そんな子どもたちの力を借りて、
大人たちがワクワク出来るような
大人と子どもの境界線を無くしていく
そんな場づくりを仕掛けていきます。
(詳細はまだ秘密♡リリースまでお楽しみに♡)
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