見出し画像

【特別対談#3】 九州を世界で一番住みたい街に。一度は夢を諦めかけた大英産業・茅原さんの原点とこれから。

「ミライSTORY」は、九州(特に北九州市)で活躍する大人にインタビューし、読者のみなさまに”生き方”や”働き方”の新たな視点や一人ひとりの「人生のヒント」となる言葉をお届けする特別対談企画です。

企画運営は、九州最大規模の学生キャリアイベント「九州未来フェスティバル2021」実行委員が行っています。

今回のインタビュイーは、大英産業株式会社(以下:大英産業)の
茅原嘉晃(かやはら よしあき)さん。大英産業さんは、北九州を拠点とし、土地や建物を扱う「不動産」の会社です。

画像6

現在(*1)、茅原さんは、「取締役戸建事業本部本部長兼事業企画部部長」という、名前だけで、なにやらすごそうな役職...!

ここまで読んだみなさん。「自分とはちがう雲の上の存在かも・・・」と思ったりしませんでしたか?

ここで、読むのをやめずに。もうしばらく、お付き合いください....!

誰に対しても物腰柔らかく、大英産業の中枢で走り続ける茅原さん。そんな茅原さんも「大学時代、夢を諦めかけ、モヤモヤしていた時期があった」と語ります。

ここに至るまでに、どんなストーリーがあったのでしょうか。「どうせ、私なんて。俺なんて。」と悩むあなたに届けたい1本です。

(*1)取材時:2021年7月時点

1. 「人生最大の買い物」を支え、街を再生する仕事とは?

まなみん:
茅原さん、お話できてうれしいです!!!未来フェス代表の佐野です。本日は、よろしくお願いします!

茅原さん:
こちらこそ。よろしくお願いします!!

まなみん:
早速ですが、今、茅原さんってどんなお仕事をされているんですか...!?

茅原さん:
今は、会社の取締役を行いながら「戸建事業本部」という部署に所属しています。

スクリーンショット 2021-10-12 14.22.14

自身のお仕事について、熱心に語ってくださる茅原さん。(不動産って聞いたことあるけど、意外と知らないことが沢山・・・!)

まなみん:
え〜!会社を取り締まりながら、部署でお仕事をすることもあるんですね....!

茅原さん:
そうです。

まなみん
戸建事業本部では、どんなお仕事をするんですか?なかなか不動産のお仕事のイメージがつかなくて。

茅原さん:
そうですよね。自分の部署では、「分譲住宅」といって「お客様は、こういう家が欲しいんじゃないか」というのを想像して、まず家をつくる。そして、そんな家を必要としているお客様に販売しています。北九州市を中心に、福岡市や久留米市など、毎年450~500棟の家を建てています。

まなみん:
そんなに建ててるんですか!?すごい!そのお仕事には、どんな魅力があるんですか?

茅原さん:
自分たちは、ただ「家を建てて、終わり」ではなくて。「お客さまに、生涯幸せになっていただきたい」という想いが強いんです。

やっぱり「家を買う」って人生にあるかないか、の大きな買い物じゃないですか。だからこそ、毎年400~500とうちの家を買っていただいていること自体に、すごく魅力を感じています。

そして、「どうやったらお客様の想像を越えられるか」「大英産業の価値を高めていけるか」「ただ作っていくのではなく、今ある街をどう再生していけるか」など。

こんな感じでメンバーと話し合いを重ね合いながら、サービスを作っていくことも、自分たちの仕事を魅力なのかなと思います。

まなみん:
なるほど〜。「家をひとつ、作る・売る」というところから、その街の再生やお客様一人ひとりの幸せまで考えていらっしゃるんですね....!私たちの街を支えている住宅のお話。さっそく、知れてよかったです。

ここからは、より「一個人としての茅原さん」のお話、ききたいです!

2. 大学時代、すべてを諦めかけた時、”ある夢”を語ってくれた先輩。

まなみん:
そもそも、なんで茅原さんは大英産業に入ろうと思ったんですか....!?「不動産」とか「街づくり」とかに興味が元々あったとか....?

茅原さん:
いえいえ、そんな(笑)
僕ですね、大学生のとき、結構廃れてたんですよ。留年したぐらいだったんで。で、5年目でも就職するつもりも、さらさらなくて。

まなみん:
ええ...!?今の茅原さんから想像がつかないです!

茅原さん:
高校生から大学生まで、ずっと「バンドのプロになりたい!」って思ってたんです。でも、諦めて、無力になって。「もういいや」って思っていた時に、たまたま、当時のバンドの先輩が、大英産業にいたんです。

まなみん:
大英産業との出会いは、そんな身近な出会いからだったんですね。

茅原さん:
そう。だから僕、実は合同説明会に1回も行ったことないですし。てか、そもそも「サラリーマンは、なりたくないな。」とまで思ってました(笑)

そんな時に、就活のことや将来のことをその先輩に相談してみたんですよ。そしたら、先輩が、自分の夢や大英産業でやってる仕事の価値を語ってくれて。

スクリーンショット 2021-10-12 14.30.52

学生時代の茅原さんは、無気力な時期もあったという。

まなみん:
「無気力な状態だったけど、先輩に相談した」ってことは、自分自身の中でも何かモヤモヤした気持ちがあったんですか....?

茅原さん:
「このままだったら、俺の人生どうなるんやろ」
って。周りは、就職してたりとかして。若干の焦りは、ありました。

でも「自分、やりたいことあるかな」って考えても、特になくて。今考えたら、大学時代、モヤモヤした時間は1年ぐらいあったかもしれないですね。

まなみん:
なるほど。そんな中、一人の先輩が夢を語ってくれた。当時、先輩はどんな人に見えたんですか?

茅原さん:
いままで「一緒にバンドのプロになろう」って夢を語ってた先輩が、今度は、仕事で夢を語ってたんですね。そんな夢を語れるような社会人、今まで見たことなかったんですよ。それで初めて働くことや社会人になることが、かっこいいなと思ったんですよね。

スクリーンショット 2021-10-12 14.33.28

まなみん:
へ〜。人との繋がりから、今の茅原さんがあるんですね。

茅原さん:
そうですね。やっぱり、人生の先輩と触れ合うことの良さは、自分のない価値観やキャリアの経験をめちゃくちゃ短時間で学ぶことができることだと思います。

「所詮、過去の人が言ってることだよね」って考える人もいるし、そんな出会いをどう捉えるかは、人それぞれと思ってるんですよ。でも、僕は先輩からの話は好きですし、学ぼうという姿勢は、強いかもしれないです。

画像8

大英産業に、入社当時の茅原さん。

3. 今すぐできなくても、動きつづける。現在の茅原さんになるまで。

まなみん:
一つの出会いから、茅原さんの人生が動き出したことを感じました....!でも、実際「それは茅原さんだからできた」って、思われることもあるんじゃないですか。

茅原さん:
そうですね、そう思われることもあります。でも、さっきお話したように、僕も元々はちゃらんぽらんな大学生だった。

まなみん:
そんな茅原さんから、今の茅原さんにはどうやって変化していったんですか?

茅原さん:
ぼく、基本は、変化対応型なんですよ。得意なことも不得意なことも、極端な話をしたら性格さえ、「全部変えればいい」とも思っているんですよ。自分自身を変えたらいいじゃんって。

まなみん:
「全部、変える」って、どういうことですか....?

茅原さん
例えば、僕は本当は、人前に立って話すことはあまり好きじゃないんですよ。だけど、人前で話すことで「自分自身がありたい姿」に近づくのであれば、それはやってみるようにしてます。

まなみん:
すごく刺さりました。「自分が、”今の時点で”できない」と思い込んでいるものに対して、ただ「できません」というのではなくて。

今はできなくても、「自分自身がありたい姿」のために、まずは、変わってみようと努力すること、行動すること。これを繰り返すことで変化していく。っていうのが、茅原さんの言う、「変化対応力」なんですね。

茅原さん:
佐野さん、まとめ上手やね!!

まなみん:
えへへ。ありがとうございます!

スクリーンショット 2021-10-12 14.23.36

茅原さんに褒められて、うれしそうなまなみん。インタビュー中も、茅原さんは真摯にわたしたちの話に耳を傾けてくださいました。

4. 茅原さんが、20年以上大英産業で働き続ける、本当の理由。

まなみん:
茅原さんって、20年以上大英産業で走り続けていらっしゃると思うのですが、そのモチベーションは、どこから来ているのですか?

茅原さん:
いろいろありますけど、僕が学び続けたり「この会社でやりたい」って思ったりするきっかけとなったのは、宮地専務という方の影響がめちゃくちゃ大きいです。

まなみん:
お!また新たな方が.....!宮地さんは、大英産業の方ですか?

茅原さん:
そうです。今も、現役の専務をされている方です。僕の初めての直属の上司だったんです。5年ぐらい一緒に仕事させていただきました。

彼がめちゃくちゃ勉強熱心で、仕事好きで、野心家で、行動力があったんですよ。その影響は、ものすごく受けてると思います。

画像4

大英産業で働き出した頃の茅原さん。(※これ、激レアです。)この時の出会いが、茅原さんのキャリアを大きく揺るがした。

まなみん:
なるほど。ここでもまた、人との出会いがきっかけになってますね。宮地さんは、茅原さんにとって、どんな方なんですか?

茅原さん:
今までいろんな人を見てきましたけど、今でも一番尊敬している人です。これは、ずっと言い続けてますね。この人のおかげで今の僕が出来上がったと思います。

だから、「僕はこの人に恩返しをするのが、僕としてやるべきことかな」と思って、ここまでずっと大英産業でやってきています。

まなみん:
茅原さんが大英産業で働き続ける理由には、宮地さんの存在があるんですね。

茅原さん:
そうですね。僕、結構言われるんですよ。「茅原さん、なんで大英産業で働き続けるんですか」って(笑)。

僕は、5年に1回は絶対「自分の次の5年間をどう歩もうか」を考えているんです。その時々に、やっぱ自分の仕事の楽しさとか、価値観ってやっぱ変わっていくじゃないですか。

「何のために、働いてるんだろう」とか。「なぜ大英産業なんだろう」っていうのを考えたときに、やっぱり必ず出てくるのが宮地さんなんですよ。

「この人が描いてるビジョンに共感している」とか。「この人と一緒に仕事をしたい」とか。もう、それも自分の選択肢じゃないですか。

まなみん:
5年ごとに立ち止まる中でも、大英産業を選び続けてこられたんですね。

茅原さん:
そうです。僕の人生を狂わせてくれてるのは、彼のおかげですかね。でも、おかげさまで「めちゃくちゃいい人生だ」って、誰にでも自慢して言えます。

だからこそ、自分の部下にも同じような経験をさせてあげたいし、誰よりも仕事を楽しんでほしいと思いますもんね。

スクリーンショット 2021-10-12 14.33.46

まなみん:
素敵ですね....!茅原さんが、いろんな方に愛されるのがよくわかります。

茅原さん:
もちろん、「社会への貢献」とか色んな観点から自分の人生を考えてるんですけど。でもね、根っこにあるのはね、「この人のため」とか、「この人と働きたい」とか、意外にそんなところかなと思いますよ。

まなみん:
やっぱり、会社も人なんだなっていうところが、すごく伝わってきました。

茅原さん:
そうだと思います。これは僕だけじゃなくて、大英産業は人との繋がりが強い会社だと思ってますね。

5. 茅原さんと大英産業。これからのミライの話と、みなさんへ。

まなみん:
いや〜、ここまで、茅原さんが、人との出会いによって、自分の人生を走りながら、周りの人や会社を本当に大切にされていることが伝わってきました。

そんな茅原さんは、これからどんなことをしたいと思っていますか?

茅原さん:
九州・山口を世界で一番住みたい街に変えること
ですね。大英産業でも5年ぐらい前これを決めていて、僕自身の今ビジョンにもなっています。

スクリーンショット 2021-10-19 18.23.44

なれるかどうかなんて、まだわからないです。でも、こうやって言わなければ、絶対なれない。そのために大英産業としてできることをやっていくことで、地域のみなさんと一緒に、地域を盛り上げ、課題を解決していきたいです。

まなみん:
ありがとうございます。私自身も人生のヒントになるような、胸が熱くなるお話ばかりでした。

最後に「どうせ私なんて。俺なんて。」と、なんとなくモヤモヤしているU24のみなさんへ、メッセージをお願いします!

茅原さん:
「悩むんやったら動いた方がいいよ。やらんで後悔するより、やって後悔した方がいいよ。」
ってことですかね。

僕も、新しい文化や未来のリーダーを生み出すために頑張っていくので、お互いがんばりましょう!

「九州未来フェスティバル2021」は2021年8月28日に開催しました。
また来年、みなさんにお会いできることを楽しみしています。この記事が少しでもみなさんの未来への一歩となりますように。

HP:九州未来フェスティバル2021公式HP
Instagram:九州未来フェスティバル2021
Twitter:九州未来フェスティバル@8/28開催 
YouTube:九州未来フェスティバルYouTube

<取材:代表・まなみん&営業チーム・のぎちゃん>
<執筆:営業チーム・ゆめちゃん、編集:副代表・きむりさ>

ミニマリスト・旅行、無地・写真・コラージュ、Facebook投稿



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?