「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想20~💙別れの予感 75 Mirai 2024年2月10日 10:41 2023年7月ケンが退職するまでの1か月間・・・日に日に、お互いの会話も少なくなりケンから話しかけられても前のような笑顔で素直に話せなくなりました。そんな、自信喪失しきった大人げない自分が大嫌いになってしまい心身共に疲れ果てました。他人を恨み続けたりネガティブな先入観を持つと自分と相手を不幸にするそしてそこから得るものは全くもって何も無いからでした。だから・・・やはりケンと距離を置きたいとその気持ちで毎日、過ごしていました。2023年7月末 (回想19からの続き)~ケンが退職した日~私は、ケンを何とか説得をして北海道行きのチケットを取ってもらった。「ケン、お疲れさま・・・仕事を辞めるようプレッシャーを感じさせてしまってごめんね。」「いいんだよ。正直、本当にきつかったんだ。 それに、次の資格を取るために必要な経験値記録には、あの会社だと到達しなかったしからな」「そう・・・少しは気分が晴れたかな?」「ああ、早かれ遅かれ辞めていたよ。ミライが理解してくれて気持ちが楽になった」ケンは私を失望させたくないために毎日10時間以上の労働を無理をして続けていたことを再認識した。「そう・・あとは地元に戻って家族や友人と過ごせば今までの私との生活を客観視してみれると思う。そしたら自分が、これからの人生で本当に何をしたいかわかるよ・・」私は胸が締め付けられるほど辛く悲しかったがケンと別れを予感しながら伝えた「・・・・・・・・・」ケンの目は涙でうるんでいたそして、私の本心を確かめるかのように真剣な眼差して見つめ言った「すべては俺が悪いのは分かっているでも、ミライは俺と離ればなれになっても大丈夫なのか?そんなに簡単に別れられるのか?」私は何も即答できなかった「・・・・・・・・・・・・・・・」本心言うならば・・別れたくないと思っていた。でもそんな自分勝手な事は言えなかった・・・29歳も年下のケンに私との生活は負担が重すぎるからもう解放してあげなくては・・・ここまで向き合ってくれて・・・ありがとう・・・本当は明るく笑顔で伝えなければいけなかったが・・・ただ、ただ・・・うつむき涙がポロポロと止まらなかったケンは私を強く抱きしめてくれ言った「ミライのことを、こんなに大切なのに傷つけしまったことを、本当に後悔しているごめんな・・・」そして二人で涙した・・・・2023年8月~北海道へ旅立つ日~夏本番の晴天エメラルドグリーンのキラキラ光る海は多くの観光客を幸せに包んでいる那覇空港も往来で、ごった返していたので私は出発ロビー前の停車場までケンを送った「ケン・・・私の為にここまで真剣に向き合ってくれありがとう・・・大好きな北海道で心身ともに休んで現実に戻ってほしい」ケンの悲しげな瞳はまるで2年前に千歳空港で別れた時と同じように喪失感で曇っていた。「うん、わかったよミライ・・・無理するなよ」もうこれで・・・彼と会うのも最後かもと思うと呼吸が早くなり…胸が張り裂けそうなぐらい苦しくなってしまった。それでも何とか涙をこらえながらケンの顔を見上げた「うん、ありがとう・・・元気でね・・・」蒼白になり疲れ切っているケンの姿には…生気のかけらもなかったが最後に手を振ってくれたケン・・・さよなら・・・ちょうどケンが沖縄に来てから1年が過ぎていた・・去年の今頃はこんな悲劇が自分に襲ってくるとは想像もしていなかった・・・いやいや・・友達いわく普通の50代なら、想定していたはずなのかも?惨めな自分に腹立たしさとケンを失ってしまった虚しさが一気に襲ってきた。バカな私・・・だが自分で選択した道・・・誰のせいでもない・・・そう自分に言い聞かせた Mirai|note 「超逆歳の差カレ」と 沖縄でセカンドライフをスタートして一年半 紆余曲折ですが、もう一度 リセットライフを始めました。 note.com ダウンロード copy #アラフィフ #アラフォー #選択 #50代 #年下彼氏 #喪失感 #虚しさ #別れの予感 75 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート