フリーランスで年収1000万円を目指すのは辞めた方がいい話。【40代お一人様フリーランス日記】

こんにちは！40代お一人様「自然体で生きる」コラムニスト高橋陽です。
今日もフリーランス13年の経験から生きづらさを生きる秘訣・生き方と働き方をお伝えしていきます。

フリーランスで年収1000万円以上はわずか8％

インスタでも「年収1000万円」など人参をぶら下げるような広告を目にしますね。そりゃ、お金はある方が嬉しいし稼げるなら稼ぎたい！誰もがそう思うでしょう。

これはフリーランスで独立する＝収入が安定しない・稼げないという思い込みを破壊させるフックにはちょうどいい目安だったのではないかと思います。

しかし、現実を見てみましょう。フリーランスで年収1,000万以上を得ている割合は、わずか8.8％。（フリーランス白書2022調べ）

あなたはその8％のギャンブルに手を出そうとしているようなものという事になります。まず現在地と目標が相当遠い事を理解する事だと思います。

私が年収1000万円を得るまでの流れ

私が独立してから年収1000万円を超えたのは、5年目以降です。1年目は10万〜20万位。2,3年目に30〜50万位。独立当時は単発のホームページ作成講座しかなかった所から、ブログ講座、SNS講座などメニューが増えていく。

リピートや紹介も増えていく。

大体フリーランスというのは、まずは自分が活躍する。実績を作る。そして人に教える。実績が伴い〇〇養成講座、など人に仕事になるスキルや稼ぎ方を教えると単価を上げやすくなります。

私もその流れで、単価が上がっていき達成した訳ですね。そうすると、法人様から講師の依頼が来たりとBtoCからBtoBの仕事も増えてくる。こんな感じで、緩やかに実力と評価がじわじわ増えて達成するものです。

独立１年目から、よし！1000万円稼ぐぞ！で稼げるものではないのです。

まずは、月5万〜10万円。副業で自分でお金をもらう体験をする

私の場合は仕事がなくてゼロからフリーランス独立をしましたが、多くの方は副業からスタートが多いでしょう。なのでまずは月5万の収入アップから。月20万〜などになり本業の収入を超えた頃に独立を検討されるといいですね。

そこからは、「自然の流れに任せる」。お客様に喜んでもらうために、全力でサポートする。自分に向いているのか。ちゃんと成果が出ているか、評価されているか。

Web系の仕事を始める前はフラワーアレンジ講師になりたいと資格を50万以上かけて取得しましたが、向いてなかった。アフィリエイトのような細々した作業も、向いてなかった。

このようにやってみないと分からない事は沢山あるので、やってみるのみです。

年収1000万円になるのは収入は増えるが支出も大きい

あと、収入が増えて驚いたのが恐ろしいほどに税金で引かれていく事。子育て支援などはこんなにあるのに、独身女性には月最大８万円の保険料取りやがって！！！！！みたいな。

県市民税・年金もプラスしたら月10〜20万位は減ります。
実質手取りは700万ほどと言われています。

途中からiDecoやNISA・共済金など税金対策をしましたが、それでも減るものは減ります。シンガポールなど海外に移住する人がいるのも分かります。

責任感やストレスが増える事で浪費も増えていった

しかも私の場合、責任感などから「疲れてるし稼いでるからご褒美〜♪」と高いバッグを買ったり。一泊5万円の旅館に泊まったり。まあ使いまくりました。

収入めっちゃあるや〜ん♪というデジャブに駆られて、浪費も増えていきました。なので思った以上に貯蓄がないという事態でした。それを考えると、収入は少なくても、浪費もすくないくらいがちょうどいいのではないか、と今なら思います。

楽な稼ぎ方なんてないから、自分にちょうどいい収入を。

今なら分かりますが、自分がこういう暮らしがしたいな。と思える暮らしを叶えられる、ちょうどいい収入で十分なんだよな。という事。

高いブランド物のバッグも、当時は「稼いでいる自分すごいでしょ」と見せたかっただけ。人から評価されるためにお金を使うのではなく、自分が本当に良いと思ったものに使う。

当時は10数万の ブランド財布でしたが、今は2-3万の牛革の財布がちょうどいいです。

はっきり言って誰でも稼げる仕事って、むしろヤバくないですか？

あるとするならば、個人の才能が開花し努力を努力と思えないほどの行動を起こしブラッシュアップした先に見えてくる景色なはずです。

ということで、参考になる部分は参考にしていただければ幸いです。
また色々書きますね。