「白ゆき姫殺人事件」#映画感想
CMで予告を見て以来、長年、気になりながらも見るタイミングを失っていた映画。
見ていなかった理由は、なんとなーく「殺人シーンとかがあって怖そうな作品」ってイメージを持って、観るのに気合が入りそうだったから。
(あまり出血の多い作品は得意ではない笑)
実際に見始めたら、ビジュアル的な怖いシーンはほとんどなくて。ストーリー展開も、結末も、ある意味予想通り。物足りなさが少〜しありつつも、そのおかげで最後のスッキリした感覚もある。ハズなのに……。
見ながら、そして見終わったあとも。じわじわ、じわじわと
「人って怖いなー……」みたいな恐怖が滲み出続けて。結果的に、鑑賞後に考えさせられ、誰かとこの作品についての話したくなる、後味の悪さが残った。
なので、とりあえずnoteにアウトプットすることにした(笑)。
人の記憶って、ホント曖昧なんだなー、ってしみじみ思った。
ただ、自分の都合の良いように解釈してるだけ。特に過去の記憶は、どんどん改ざんされてる可能性もある。
この作品みたいに、「〇〇が容疑者?」という、たった一つの曖昧な情報だけで、過去の記憶がいとも簡単に改ざんされたりするものなんだろう。
だったら、自分の記憶、思い出は正しいんだよ!って言い切れないってこと?
じゃあ、けっきょく世界は自分だけのもの?
見たいように見てるし、見たくないことは見ていない。
いいことも、悪いことも。自分が経験したいようにしか捉えていないの?
誰かと思い出を共有できているようで、実はできてないのかも??
……と、「?」が頭の中でずーっと並び中。
けっきょく、ハテナ?ばかりで、なにかの答えにたどり着けたわけではないけど。
自分の思い込みかも?と立ち止まってみたり、その場にいた他の人にも話を聞いたり、色んな人の意見を聞きながら多側面から物事を捉えていきたいな〜と、改めて感じたのでした。
ともかく、シンプルに、やっぱり井上真央ちゃんが可愛かった。好き。真央ちゃんは泣きの演技、ピュアな人の演技がすごく似合う人。今回もうっかり、つられて泣いちゃいました。
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