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投影された、娘とボーイフレンドの関係性

みなさん、
2022年 新年あけまして、おめでとうございます。
note開始して早々、
スキやコメント、フォローして頂きまして、
素晴らしいご縁に感謝しています。
noteを始めてから、
みなさんのお陰で、
孤独な毎日が、楽しくなりました。

今年もよろしくお願いします。


私の19歳の娘には、
2年お付き合いしているボーイフレンドがいます。

ケンカばかりして、
何度も別れたり、くっついたりを
くり返してるのですが、

娘とボーイフレンドがケンカする度に、
私は娘に、そのボーイフレンドと別れることを
勧めています。

なぜならば、
娘とボーイフレンドの世界観が違うからです。

娘は好奇心旺盛で、行動力もあり、
世界中を旅行するのが夢です。
生まれ育った小さな田舎町から飛び出して、
大きな世界へと羽ばたく、
勇気と強い意志があります。

それとは、真逆なのが娘のボーイフレンド。

小さな田舎町の中で、
家族や地元の友達に囲まれて、
地元で仕事して、
楽しみといえば、
地元の友達と地元の飲み屋で、
酔っ払うこと。

娘が大きな世界へと
ボーイフレンドを連れて行こうとすると、
彼は抵抗するのです。

僕は、地元で過ごすことが
僕の幸せなんだと。

娘には、

彼とあなたでは、
世界観がまるきり違うから、
合わないし、ケンカも多い。
あなたと同じ世界観を持つ人を探して、
一緒に同じことを考えて、
行動できる人を選んだ方が楽しいと思う、と
何度も何度も言ってきたのですが、

娘もわかってるはずなのに、
エゴがあって、ボーイフレンドを手放せません。

ある日、
ボーイフレンドとケンカして、
泣いてる娘に、

夫と私で、娘のケンカの理由を聞いた後に、
私は娘に言いました。

小さな世界に生きるボーイフレンドと
大きな世界に飛び出すあなたとでは、
世界観が違い過ぎるから、
やっぱり別れた方がいい、と
言い終えた瞬間に、

ハッと気がつきました。
それを夫の前で行ったことに対して、
まずい気持ちが現れました。

そうだ。
夫はまさに、娘のボーイフレンドと同じく、
生まれ育った小さな田舎町で、
生きてきた人。

だから、日本からやってきた私が
この国に適応していくことが
どんなに大変なことかを
理解することも、サポートすることも
あまりできなかったのだと、
納得したのでした。

娘とボーイフレンドの関係性は、
私と夫の投影です。

娘がそれに気づく時は、
私と夫が離婚した後なのでしょう。

思い返せば、

私の最初のボーイフレンドも、
私と世界観がまるきり違う、夫タイプの人でした。

私と最初のボーイフレンドは、
娘とボーイフレンドのように、
ケンカが絶えなくて、

なのに、私のエゴと弱さから、
別れるのに7年という無駄な月日を、
費やしてしまいました。

娘には、私のようになって欲しくない、という
強い思いから、
ついつい娘のパートナーシップに
口を挟んでしまいます。

私の時もそうでしたが、
いくら周りに何を言われても、
自分で気がつかなければ、
何も変わらないのです。

私は、夫との世界観の違いに
気がつきながら、
子育てに忙しくて、
20年という月日が流れていきました。

最初のボーイフレンドから学んだ、
過ちを生かさず、
私はまたもや、夫と同じことをやってしまったことに
気がつき、凹みました。

でも、今、
気がついたことによって、
軌道修正中です。

娘とボーイフレンドのことは、
これからは、口出ししないで、
温かく見守っていきたいと
思いました。



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