いつしかの、未来へ

仕事を辞めてから、2週間が過ぎ、

手始めに、家の掃除をしました。


今までここに住ませてくれて、

家族との楽しい時間をありがとう。

そんな思いを込めて、

家の掃除をしました。


そして、次に、

断捨離を始めました。

キッチンやリビング、寝室、

そして、納屋にある私物やガラクタを

どんどん捨てていきました。


こんな事がなければ、

私はいつ、断捨離をしたのだろう?

そんなことを考えました。


まだ、今年のクリスマスは、

仮面夫婦のまま、

家族とクリスマスを過ごすために、

この家に帰ってきます。


でも、私の心の中では、

ここを一度離れたら、

もう自分の家ではないことが、

わかってるので、


私物を一切残したくない思いから、

友達にいくつか引き取ってもらった後、

私物を捨てるか、日本へ持ち帰るか、

その二つの選択しかないように、

思いました。


私物を全部、一緒に、

日本へ持って行きたくても、

スーツケース二つに入れて、

持っていけるものは

限られてるので、


納屋にある子供達の物に紛れて、

私物を置いていこうかな?

そんなことを考えてる時に、

ふと見えた、未来の姿。


この家で、私と夫、そして子供達が

楽しく談笑している未来の姿が

一瞬、映像化して、見えました。


もしかしたら、

そんな未来があるのかも?

ちょっと気持ちが、明るくなりました。


夫の兄は、別れた奥さんとは、

子育てのパートナーとして、

今では、友達として、良い関係を

築いています。


離婚して、3年経っても、

毎年、クリスマスを家族と一緒に

過ごしています。


日本とは違い、欧米では、

夫婦が離婚しても、

子育てのパートナーとして、

形を変えて、

新しい関係を築いてる人達が

たくさんいます。


私次第で、そんなことも

できるのかも?

そう思ったら、

できるような気がしました。


夫とは、憎んで別れるわけではないし、

このまま子供達の親として、

友達のような関係が築けることが

理想です。


私は、処分できない私物を一部、

納屋に残こすことに決めて、


理想の未来への

誓いのようなものを

立てることに

しました。


そして、いつか

その私物をまた、

納屋から取り出して、

その時には、

ちゃんと、しっかりと

処分しようと思っています。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?