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進路決定について

高校生の時に母親から言われた言葉をたまに思い出します。

「こんなに器量が悪くて何も得意なこともないんだから、あんたは資格をとって一生働くしかないよ!」


確かにうちは母子家庭で余裕がありませんでした。そして、私はお世辞にもかわいいとはかけ離れた容姿でした。

でも、どうかまだ10代の子にそんな言葉をかけないで欲しかった。裁かないであげて欲しかった。
もっと自分の子供のことを信じて欲しかった。


母は、夫である私の父が仕事を辞めて家を出て行ってしまったので、私には安定した仕事についてバリバリ働くことを常に望んでいました。そして、常に周りの目をいつも気にしている人でした。
私が本当になりたかったのはジャーナリスト。
(筑紫哲也さんに憧れていたのです)
しかし、母親からは安定した収入のためにも医療従事者になれ!の一択。
母は典型的な毒親でした。


結局、勝ち組負け組なんて関係ないと思います。
ハラスメントにあって心身を病んで働けなくなるかもしれない、会社がいきなり倒産するかもしれない。

何が起こるか予測がつかないです。この仕事なら絶対大丈夫!一生困らない!などという保証もないと思う。
(強いていうなら、介護職、看護師、保育士は需要は高いかもしれないですが…)

それなら、できればまずは興味があることを勉強してみる、仕事にしてみるほうがいい気がします。
たった1回の人生ですから、お金になるならない、とかは抜きで考えて。


どうかこれから進路を決める若い人達が、興味があることや好きなことをみつけられますように。
そして、親御さんはできるだけお子さんを信じてあげてほしいな、と思う。


そして、社会人の転職ももっと許容されてほしい。
働き始めてから興味の対象が変わることは当然起こりうると思いますし、その他の事情で仕事内容を変えざるを得ない人だっていると思います。


私も次の仕事についてそろそろ考えています。
もとの医療従事者に戻るか、それとも違う畑に行ってみるか…

仕事内容は好きですし、慣れ親しんできたものに戻るのは容易だと思うのですが、
今の私にとっては男性と一緒に働くことは考えただけでも苦しいのです。

まだ体調が万全ではないので、ゆっくりと考えたいと思います。

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