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2021年9月1日(水)Let's read the NIKKEI in English放送後記

ラジオ日経で毎週水曜夜に放送している経済と英語を学ぶ番組Let's read the NIKKEI in Englishの放送後記を書いております、キャスターの多田記子です。(水曜の日本経済新聞夕刊2面にメイン記事英文と翻訳が掲載されています。)

毎月第1週の解説は、グレゴリー・クラークさんです。

今週のメイン記事はパラリンピック開会式に関する記事でした。クラークさんはパラリンピック開会式も、オリンピックの時と同様、盛り上がりに欠けると感じたようです。感じ方は人それぞれではありますが、その原因はおそらく「〜〜を表現する」という演出が、どうも分かりづらいのかなと思います。賑やかな音楽とか歌舞伎とか盆踊りとか、誰が見ても日本的で分かりやすいものの方が外国人にアピールするにはいいのかもしれませんね・・

さて、最近は外国人のお友達と話すときに、コロナの状況はどうかということを挨拶がわりのように話すようになりました。記事では中程に東京のコロナ感染状況を説明した部分もありました。こういうのを見たときに覚えておくと便利です♩

The COVID and medical situation in Japan is much worse than when the Olympics began a month ago. Daily cases in the capital, based on a seven-day moving average, are around 4,700, compared to 1,800 in late July.「日本のコロナや医療状況は1ヶ月前にオリンピックが始まったときに比べてさらに悪くなった。東京の1日あたりの新規感染者数は7日間移動平均で4700人前後と、(オリンピックが始まった)7月下旬の1800人に比較して悪化した。」

「a seven-day moving average 7日間移動平均」なんて、覚えていないとぱっとでないですよね。最近は、この記事が出た当時より少し新規感染者は減りましたが、まだまだ油断できない「緊急事態」に変わりはありませんね。引き続き感染対策に気をつけて行きましょう〜

inclusive society「共生社会」「包摂的社会」も最近よく耳にする言葉です。様々な人たちの違いを認め合い、誰もが社会の一員として活躍できる社会を目指したいものです。

番組では、日経の英文媒体NIKKEI Asiaの記事から3本解説付きで紹介し、高度な英語力を目指す方々のために、最新のニュースに出てくる様々な英語表現を紹介しています。放送後もポッドキャストやラジコなどで聞けるので、ぜひ聞いてみてください♩


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