ネット依存予防ワークショップを湘南T-SITEで開催しました!
11月16日(土)にネット依存予防に関するワークショップを湘南T-SITEで開催したのでご報告します。
当日は9名の方が参加しました。
そのうち親子での参加もあり、最年少は4歳!途中退席もOKと伝えましたが、なんと最後まで話を聞いてくれました。
会場は、湘南T-SITE。とっても雰囲気が良く、おしゃれな空間でした。
◆導入
ワークショップの冒頭で、オンラインゲームで人気のある「フォートナイト」の実況動画を見ていただきました。
参加した小学生のお子さんは、すかさず「知ってる!」との声。
大人の方はというと、「こんな感じなんだぁ」といった反応。
お子さんがネットやゲームにはまっている場合、大人側はまず子どもがどんなことに興味を持っていて、ネットやゲームに何を求めているのかを理解することが大切です。
何も知らずにただゲームを取り上げようとしても、子どもは反発してしまいますし、「親は分かってくれない」という思いを抱きます。
ゲームは苦手で出来ないけど、どんな雰囲気なのか知りたい場合、ゲームの実況動画を見るのはお勧めです。
また、「どんなゲームしてるの?」と子どもに直接尋ねてみるのも1つの方法です。そこから親子のコミュニケーションのきっかけになりますし、親子の関係を改善するのにも役立ちます。
◆ネット依存とは
心理師から「ネット依存とは」というテーマで、ネット依存に至るメカニズムや子どもの心理について説明しました。
参加された皆さんはメモを取りながら真剣に話を聞いてくださいました。
◆依存度チェック
今回は体験的に、スマホ依存度を図る簡易的なアンケートを用いて、ご自身の依存度をセルフチェックしていただきました。
依存状態になると、なかなか本人では気付きにくいものです。
ご家庭で出来るものをご紹介しました。
◆ネット依存の予防法について
ネット依存を未然に防ぐためには、まず家庭でネット使用についてのルールを作ることが大切です。
そこで、ルール作りのポイントをお伝えしました。
また、ネットやゲームにはまってしまって、勉強や生活に影響が出てしまった場合、お子さんにどのように対応すると良いのかについて、心理学の行動理論をベースにした考え方を説明しました。
最後に、依存になりにくいライフスタイルについて話をしました。
ところどころ、参加者の方の気付きを促すために、ワークシートでの振り返りやシェアリングなどをはさみました。
◆ワークショップを開催して
子どもがスマホやゲームをしすぎているのではないかと心配という方や、周囲にネット依存で困っている方いるという方、さまざまな思いで皆さま参加されていました。
ネット依存が問題になっていることは知っているけど、実際に何が問題なのか、どう対応するのが良いのか、ということまでは分からないという声が多く、やはり多くの方に正しい知識を知ってもらいたいと改めて感じました。
今後ともこういったイベントやワークショップを開催していきたいと思います。
次回は12月1日(日)にコワーキングスペースBREATH(三鷹/吉祥寺)にてワークショップを開催します。こちらも親子でのご参加、大歓迎です!
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