繊細な私が人の目を気にせずに、本当に「自分らしく」生きる為に必要なことと向き合う話。

※少し刺激的な内容になります。


加害者と被害者は表裏一体。
同じものである。
という説は、聞いたことがある人が多いのではありませんか?

実は、これ本当に本当かもしれません。

さて、ここで少し私事なお話をさせていただきます。

私は小学生の頃に、当時すごく仲良かった友達に裏切られる形で、いじめられた。
その件から、私の人生は一変して悪い方向に向かった。
学生時代はいつもいじめられ、大人になってからもモラハラやパワハラにあった。
家族関係に関しては、その件からずっと悪くなっていった。
考え方に関しては、人の目、世間体を気にして、ほぼ常に他人軸、世間軸になった。

さて、この話を聞いて見た人は誰が加害者だと思うだろう?

裏切りいじめきた友達か?
一緒にいじめてきた友達の仲間か?
モラハラをしてきた彼(現在元彼)か?
パワハラしてきた上司か?
人生をめちゃくちゃにした世間体か?

今だから思う。
これらにおいての真の加害者は、傷付き被害者になってしまった私自身なのではないかと。

小学生の頃にいじめてきた友達には、「マラソン選手になる」という夢があった。
けれど、その夢をその友達の親(主に母親)は許していなかった。
ということを、ある時たまたま一緒に県のマラソン大会に参加した際に打ち明けてくれたことがあった。
「この大会で上位にならなければ、夢は諦めろ」と言われたと。
私は走るのが大好きなその友達が大好きで、いじめられても尚、その夢を応援したかったぐらいだ。
しかし、思えば、私はその友達の母親に嫌われていただろうと思う。
いじめられる前に、何度も一緒に遊んだが、その友達の母親はこのことに良く思っていなかったらしく、「あまり○○ちゃんと遊ばないで!と言われた」と、その友達から言われた時があった。
今思えば、きっと邪魔だったのだろう。

ハッキリ言って、その友達の母親は世間で言う「成功者」だった。
三人の子供に恵まれていて、高収入の男性のお嫁さんなのだ。
多分、経歴だけ見れば、世間体の誰もが羨む人だったであろう。
しかし、それと同時に「世間体を気にして、世間軸で我慢という頑張りがあったことであろう」と、色々あり大人になった今だからこそ思う。
とはいえ、あくまで私の考察に過ぎない。

おっと、あまり人の家庭についてを突き詰めるのは良くないですね。
ここまで突き詰めることは、決しておすすめはしません。

これは、誠身勝手ではありますが、私自身が前に進む為に向き合う必要があったこと。
そして、これからの話をする上で必要な前提であり、もっと言うなら、これを読んだ人がここまで突き詰めて考えなくてもいい様に。
私が良かれと思って書いたことです。
なので、決して真似する必要はありません。

さて、本題に戻ります。

本当の加害者とは、これらに傷付いてきた被害者である私自身であることについて。
何故そうなるのか?というと、結論、私が「傷付いた」ことを「気付き」にして成長し、誰になんと言われようと『私らしさ(自分らしさ)』を貫いていれば、決してこれらの出来事が肯定されることは無かったからです。

つまり

私がいじめてきた友達を含め周りの意見に流されずに「自分らしさ」を貫いていれば、友達も親(母親)の反対を押し切って夢を叶える勇気を持てたかもしれない

そしたら

その友達の親(母親)も葛藤の末ようやく世間体から自由になって、本当にやりたかったことが出来るようになっていたかもしれない

ということです。

勿論、人の人生なので、私の物差しで勝手に「これがいい」と言える訳ではありませんが。
少なくとも、私がいじめてきた友達のいじめの動機になる様々な点(価値観)を否定していたなら、きっと私の「自分らしさを貫く」という部分の影響を受けて、夢を追いかける勇気を持つことができたかもしれない。
と、思ってしまうのです。

もし、そうでなくとも、その友達を加害者にしてしまうことはありませんでした。

そう、被害者になり相手を加害者にしてしまうことが、本当の加害者なのではないか?と思うのです。

私としては、そう思うことでようやく前に進める気がします。

私が被害者になることで苦しいのは私だけではなかった。
そんな私が自分を大切にできずにいれば、鬱という一般的にふわふわした病気だけではなく。
ストレスにより高血圧になり、最悪脳梗塞になって何もできずに叶えられずに、●にたい、自●関係なく死んでしまう。
そんな報いを受けることになる。

とても、納得だと思いました。


今回の話は、とても刺激的な内容になってしまったと思います。
ぶっちゃけ「人のせい」「なんで自分ばかり」と思って生きた方が楽な訳ですから、こんな刺激的で「自分を否定された」かの様に思う文章なんて、あまり読みたいとは思われないものでしょう。

けれど、だからこそ人生を変え本当に自分らしく生きる為には、それぐらいの覚悟が必要なのかもしれないと、私は考えます。

これは、私が過去を取り払い「自分らしく生きる」為の気持ちの整理の為に書いたものです。

私と同じく「人生を変えたい」「自分らしく生きたい」と思う人のほんの参考になれば幸いです。


読んでくださった方ありがとうございましたm(_ _)m

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