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ピアニストの近藤美穂子です。 ピアノ演奏やピアノ&ソルフェージュ指導法(特に指…

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ピアニストの近藤美穂子です。 ピアノ演奏やピアノ&ソルフェージュ指導法(特に指導初心者向けに)について書こうと思います。 その他、趣味(キャンプ、アクセサリー作り等)・雑記いろいろ。 オンラインレッスンやライブ配信を機材を揃えて頑張っています。

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ピアノ指導初心者の皆さまへ【ピアノ指導法1】

みなさまこんにちは。 ピアニストのみぽりんです。 こちらのnote【ピアノ指導法】シリーズは ♪ピアノの先生を目指している音大生 ♪新米のピアノの先生 ♪いろいろな教材の研究をしたい先生 ♪一緒に指導法研究をする仲間を探している先生 ♪全国の先生たちのレッスン方法を知りたい先生 ♪悩みを解決したい先生 などなど、ピアノ指導法について、ヒントを得たいと思っている方々にご参考になればと思い、書くことにいたしました。 特に、これからピアノ指導者になろうとしている若い方や、教え始

    • 【ヤマハピアノ演奏グレード5級】 ヤマハピアノ演奏グレード5級の即興aの実施例をこちらに投稿しています。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLfcPEbXUusNSSMkCRn74uuLvtgXVkbda4 受験を目指している方はご参考にどうぞ♪ オンラインレッスンも対応しておりますので、独学が難しい方はご相談ください。

      • 【ピアノ指導法13】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法3

        副教材について 前回はハーモニーや音読みについての副教材をご紹介いたしました。 その続きになります。 前回の記事はこちらです。 前回も少し触れましたが こちらの2巻をスケールの補強に 使っています。 スケールはハノンのような教材で学ぶことが多いと思います。 ですが、実際の曲の中でスケールを生かせているかというと、そうではない場合も…。 上記のレパートリー集2は、通常のスケール練習だけではなく、先生の連弾パートに合わせてオブリガードとしてスケールを弾くようになっており

        • 【ピアノ指導法12】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法2

          いくつかの教材について内容が把握ができたら、それらの教材に足りないと思う部分も補える副教材を探しましょう。 例えば 楽典的な要素が少ない教材には、ワークブックも使ってみるとか、ハーモニーの練習をする曲が少ないと思ったら、ハーモニーを主に学習するテキストを加える、というようなことです。 最初はメインテキストだけでレッスンを進めてみて、生徒さんの様子を見て後から教材を足す、という形でも良いでしょう。 副教材を選ぶ時の注意点 副教材を加える時には、手を置くポジションは統一

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        ピアノ指導初心者の皆さまへ【ピアノ指導法1】

        • 【ヤマハピアノ演奏グレード5級】 ヤマハピアノ演奏グレード5級の即興aの実施例をこちらに投稿しています。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLfcPEbXUusNSSMkCRn74uuLvtgXVkbda4 受験を目指している方はご参考にどうぞ♪ オンラインレッスンも対応しておりますので、独学が難しい方はご相談ください。

        • 【ピアノ指導法13】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法3

        • 【ピアノ指導法12】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法2

          【ピアノ指導法11】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法

          ピアノ導入教材研究方法 今回から、教材の研究方法について具体的にお話いたします。 自分が使う教材の「得意・不得意」なところを しっかり把握し、生徒ひとりひとりの個性に合わせて、様々な教材を適切に選べるようにしましょう! 自分が何を教えたいのか、どんなことを伝えたいのか、教材を使って教えることになりますので、まずはその教材のことをしっかりと理解しましょう。 「新しい学習要素」を把握する 私はまず各教材に出てくる「新しい学習要素」について調べます。 例えば「拍子」につ

          【ピアノ指導法11】〜ピアノ指導初心者のための〜教材研究の方法

          【ピアノ指導法10】導入教材まとめ

          中央ド・ポジション教材まとめ ここまで「中央ド・ポジション」のピアノ導入教材をいくつかご紹介いたしました。 どの教材にも得意・不得意がありますので、ぜひご自身で教材を購入し、充分に教材研究をなさってください。 特に「この教材はこの部分が足りないな」と思う点があった場合は、副教材を利用して不足分を補わなくてはなりません。 私の場合、導入時の読譜について市販のテキストだけでは足りないと思っているので、自作のプリントやフラッシュカードを使うことが多いです。 また、全ての子ども

          【ピアノ指導法10】導入教材まとめ

          【ピアノ指導法9】導入テキストご紹介(ぴあのどりーむ)

          ぴあのどりーむ 永田萠さんのイラストが美しい「ぴあのどりーむ」シリーズ。 ぴあのどりーむ 1 初級ピアノテキスト はじめてピアノをならう [楽譜] 曲集テキスト(メインテキスト)に加え、ワークブック、レパートリーで構成されています。 ぴあのどりーむワークブック 1 はじめてピアノをならうこのために [楽譜] ぴあのどりーむレパートリー1 はじめてピアノをならうこのために初級ピアノテキスト [楽譜] また、このような教材もあります。 ぴあのどりーむ ハノン 65の

          【ピアノ指導法9】導入テキストご紹介(ぴあのどりーむ)

          今書いているピアノ導入教材について、もっと詳しいことを書きたいと思っております。 教材の研究方法や、私の使い方などです。 もし、知りたいことがございましたら、記事にコメントを書いて頂けると、新しい記事を書く参考になりますので嬉しいです。

          今書いているピアノ導入教材について、もっと詳しいことを書きたいと思っております。 教材の研究方法や、私の使い方などです。 もし、知りたいことがございましたら、記事にコメントを書いて頂けると、新しい記事を書く参考になりますので嬉しいです。

          【ピアノ指導法8】こんなテキスト使っています。(ピアノひけるよ!シリーズ)

          橋本晃一さん著の「ピアノひけるよ!」シリーズです。 しってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(1) [楽譜] 「中央ド・ポジション」に入る前に黒鍵に触れることができます。 右手と左手がバランス良く出てきます。 例えば、右手のドとれを弾いた後すぐに左手のドとシの音が出てくるので、同じ時期に両手ともに1、2の指を体験できます。 また、みんながよく知っている曲が収録されているので、演奏した時の満足度も高いです。 以前も書きましたが、小さな子どもは知っている

          【ピアノ指導法8】こんなテキスト使っています。(ピアノひけるよ!シリーズ)

          【ピアノ指導法7】テキスト紹介!アキ ピアノ教本

          アキ ピアノ教本前回の記事で書いた「うたとピアノの絵本」シリーズの続きのテキスト「アキ ピアノ教本」です。 ふよみとテクニックをたのしく アキピアノ教本(1) [楽譜] もちろんこちらも呉暁さんが書かれています。 シンプルで楽譜がとても見やすいです。 余計な解説が書かれておらず楽譜そのものに目が行きます。 「うたとピアノの絵本」の続シリーズということで「うたとピアノの絵本」に出てきた楽曲がアレンジを変えて出てきます。 メロディしか弾いてこなかった曲が、今度は自分で伴奏

          【ピアノ指導法7】テキスト紹介!アキ ピアノ教本

          【ピアノ指導方6】こんな教材使ってます(うたとピアノの絵本)

          うたとピアノの絵本(1) みぎて アキピアノ教本 導入編(3~7歳) [楽譜] うたとピアノの絵本 こちらはソルフェージュ教育に力を入れていらっしゃる、呉暁さんのシリーズとなっております。 すてきなオーケストラの入ったCDもありまして、私は2、3歳児からこのテキストを使っております。 2、3歳児であればCDに合わせて歌ったり、先生の伴奏に合わせて歌ったり、歌うことを重視してレッスンに使います。 お家でもCDを使って歌ってきてもらいます。 幼稚園に入るくらいの年齢にな

          【ピアノ指導方6】こんな教材使ってます(うたとピアノの絵本)

          【ピアノ指導法5】こんな教材を使っています!(ピアノランド)

          「中央ド・ポジション」で人気のあるテキスト 『ピアノランド』です。 ピアノランド(1) せんせいといっしょにうたってひける [楽譜] こちらのテキストは、カラーの魅力的なイラストも付いており、音楽だけでなく見た目も楽しめる、子どもたちも大好きなテキストです。 連弾パートも様々なハーモニーが使われていて、生徒のパートがドやレだけの曲であったとしても、豊かなハーモニー体験ができます。 自然に「音楽をしたくなる」そんな曲ばかりです。 持っていらっしゃらない方は、ぜひ購入して実

          【ピアノ指導法5】こんな教材を使っています!(ピアノランド)

          【ピアノ指導法4】中央ド・ポジションのデメリット

          【中央ド・ポジションのデメリット】 前回、私が「中央ド・ポジション」の教材を使っている3つの理由についてお話いたしました。 今回は「中央ド・ポジション」のデメリットについてお話したいと思います。 デメリットと申し上げましたが、どの教材にも得意・不得意がございます。 足りない部分については、他の教材や自作のプリントを使うなどして補っております。 例えば この教材ではハーモニーについて学ぶ。 この教材ではリズムについて学ぶ。 この教材ではテクニックの強化をはかる。 などで

          【ピアノ指導法4】中央ド・ポジションのデメリット

          【ピアノ指導法3】中央ド・ポジションを使う3つの理由

          【中央ド・ポジションを使う3つの理由】 前回の記事で、私は「中央ド・ポジション」のテキストを使用している、と書きました。 その理由は 1. 早い段階でド〜シ全ての音に触れることができる。 2. (理由1の結果)音域の広い美しいメロディに触れられる。 3. 連弾で多くのハーモニーや音楽の表情を味わうことができる。(テキストによります) の3つです。 【理由1】 「中央ド・ポジション」では ☆右手→ドレミファソ ☆左手→ドシラソファ の音を弾くため、かなり初期の段階で

          【ピアノ指導法3】中央ド・ポジションを使う3つの理由

          【ピアノ指導法2】導入教材はどうやって選ぶ?

          はじめに みなさまこんにちは! 今回は、私がどうやってピアノ導入教材を選んでいるのかをお話いたします。 楽器店に行くと無数のテキストが売ってあり悩みますよね。最近はイラストに拘ったものも多く、バイエル一辺倒だった以前とは違い、目移りしてしまいます。新しいテキストもどんどん発売されますしね。 指導経験が浅い先生にとってはあまりにも選択の幅が広すぎると思います。ですので、ひとつの例として、こういう選び方がありますよ、というのをご提示したいと思います。 教材選びには様々な

          【ピアノ指導法2】導入教材はどうやって選ぶ?