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【ピアノ指導方6】こんな教材使ってます(うたとピアノの絵本)

うたとピアノの絵本


うたとピアノの絵本(1) みぎて アキピアノ教本 導入編(3~7歳) [楽譜]

うたとピアノの絵本


こちらはソルフェージュ教育に力を入れていらっしゃる、呉暁さんのシリーズとなっております。

すてきなオーケストラの入ったCDもありまして、私は2、3歳児からこのテキストを使っております。

2、3歳児であればCDに合わせて歌ったり、先生の伴奏に合わせて歌ったり、歌うことを重視してレッスンに使います。
お家でもCDを使って歌ってきてもらいます。

幼稚園に入るくらいの年齢になると、もう少し弾くことに重さを置いています。とは言え、導入は歌から入ります。

このシリーズは、私が大好きな「中央・ドポジション」で右手・左手・両手とそれぞれ分冊になっており、ゆっくりと進んでいきます。

また、連弾の本もありまして、それを使って歌の伴奏をしています。

この教材は使い方によっていろいろなアプローチができると思います。

「歌う」とは



「歌う」ことについてですが、これはただ元気に声を出して楽しく歌う、ということではありません。それはそれでかわいらしくて微笑ましいのですけどね。
音楽の専門教育をするプロとしては、幼稚園の発表会以上の音楽的体験を提供すべきだと思います。
(幼稚園の発表会を否定している訳ではありません。目的が違う、ということです。)

まだ指が発達しておらず、鍵盤で音楽表現が難しい年齢の子でも、歌うことで多くの音楽表現を学べます。
先生の音楽的な歌と伴奏で、音楽の素敵な扉を開いてあげてください。
この辺りについては書くと長くなりますので、別の記事にして書こうと思います。


連弾 うたとピアノの絵本(1) みぎて [楽譜]
こちらのリンクは1巻「みぎて」ですが、2巻「ひだりて」、3巻「りょうて」の計3冊のシリーズになっております。


CD うたとピアノの絵本 音感を身につける幼児のうたあそび (OCD1530) [CD]
歌詞やイラストがこどもたちも大好きです。
どの子も1つや2つはお気に入りの曲が見つかるので、それを何度も歌ったり弾いたりしてしっかり身につけることができます。






ピアノの先生に知ってほしい 乳幼児の発達とレッスン~3歳・4歳の指導法~ [単行本]

石黒 加須美

ヤマハミュージックメディア

2014-02-28



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