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新社会人のみなさんへ・・おばさん上司からひとこと

自分の経験から、どんなにいい情報を提供しても自分で行動しない人たちをたくさんみてきました。リスクをたくさん挙げて、問題が起こったときはどうするのか?まで聞いてきます。

すべての答えを用意しても、どんなに時間をかけても自分で結論を出さない人たちです。

一歩踏み出すことはリスクがある。
小さなリスクでも大きなリスクでもそれを自分で考えてそれでもやるかやらないかは人が決められることではないのに。それでも人に答えを求めたい人達は仮に答えを自分で出しても、失敗したときは「人のせい」・「アドヴァイスしてくれた人のせい」にします。
まあ、この手の人が上司の場合絶対に信用してはいけません。さらに、そういう人に親切にしてもクレームしか言ってこないので、気をつけましょう。

仕事をするうえで大事なこと。それは「信用できる人」「信頼できる人」を見つける事です。

 私は営業の方たちと雑談することが好きです。日常のくだらない話・・「こんな面白いことあったんですよ~」とか、「毎日大変だよね。遅くまで働いているでしょう?」というと「こんなことがあるんですよ」と営業で回っているお客さんたちの対応の話をしてくれます。「色々な人がいるんだね」と改めて感心してしまう。

彼らの話から、拾い集めるといろいろなことがわかる。日常の人間関係の苦労とか、顧客とのトラブルのこととかそれを日夜やってるのって本当にサラリーマンは大変だと思います。でも、サラリーマンがいなくなったらいったいどこで人とのつながりを持っていくのだろう・・・あるいはどうやって組織的な業務を完成させるのだろう・・・
雑談とかをしていると、皆さんの抱える問題や、問題解決の方法を持っているかいないか、あるいはプロ意識があるかないか・・・などなどいろいろ教えてもらいます。
私はすごい人をみつけた時は名刺に印をつけておきます。

必ずいつかお世話になるかもしれない・・・

顧客側から見れば、次にお世話になるなら「この人」と指名するわけです。
単に売れればいいというだけではなく、その方の人間力を感じることで次はこの人にと思うわけです。

うちの業界は「冷たい」と皆さん言います。しかも、偉そうで威張ってる人が多いと。「わかるわー。感じ悪い人おおいもんねぇ・・」
しかも安かれで業者を決める。あとは、お約束を守ればいいだけ。
契約の双方で、まあこの程度で大丈夫・・・って

このときに、素晴らしい担当者に出会えば本当にいい仕事をしてもらえますが、双方で担当者がだめな場合、望まない結果になることになる。

社会の面白いところは、「人との出会い」です。

面白く仕事をしたければ、面白い人を探し出さなくてはなりません。

残念ながらそこここに転がっているわけではないので、面白い人探しというのは苦労するわけです。でも、魅力ある人っていますよね。
見つけたらお近づきになりましょう。あとは自分。その人に興味を持ってもらわないとただの名刺交換だけです。後々、ああ・・あの人の名刺どこにあったっけ・・とか、そういう認識をしてもらえればまずはナイスです。

相手が偉かったりすると、なかなか記憶に残っていません。でも、面白い奴だなって思ってもらうと、覚えていてくれます。何故なら同じ匂いがするとでもいいますか・・・そういう後輩には気が付くものです。

こちらも忘れられてしまう存在でいたくなければ、日々勉強です。技術的なことやIT環境、設備面の機械操作に関することあるいはその理屈・・・わからないなりにも同じ土俵に乗せてもらわないとビジネスにならない。ビジネスは少なくとも同じ土俵で話ができないといけないのです。それこそ「ギヴアンドテイク」どちらも「WINWIN」が理想なんです。どんな提案もそうなれれば話は早い。「知らない」ことは美徳になりません。「知らない」なら「教えを乞え」そこから始まります。

若い方たちに魅力ある職場づくりを目指していますが、思うようにはいかない。不満もあるだろうけれど、私はライフスタイルを変えてまで仕事に自分を捧げません。だから皆さんもそうしてほしい。仕事は所詮仕事。そして結果なり実績が要求される。それはミッション。ミッションなら達成できればそれでよし。それなら気持ちよくやろうよ。それだけです。

連絡事項が欠けていたり、ミッションの全貌を見せなければ自分のやっていることが見えません。この国の組織は秘密主義が多い・・・秘密にすべき案件はそうそうないのに・・・だから、ほとんど公開してきました。それだけで、若い子たちの協力が得られました。ミッションの全貌、自分たちがやっていることと改善の余地があるかないかなど彼らと共有することで力を発揮してくれました。

だから思います。人を侮ってはいけない。そして若い力はすごいよ。って


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