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飲み会事情・・必要ではないですよ

新入社員が入ってくる、人事異動で新しい人が来る。4月は「歓送迎会」のシーズンですが、今時事情なのか飲み会に参加しない若い人たちのことが記事に多く書かれています。

「アフターファイブまで付き合う気はありません」

こういうセリフを聞くとぎょっとするようですが、実は私もそういう人でした。今でも同じです。

若い時はとりあえず参加してみました。

まず、おもしろくない。上司の偉そうな話や自慢とか説教じみた話に辟易とする。しかも、若い女の子は何を期待されているのか。「飾り」ぐらいにしかとらえられていなかった。宴会に若い女の子がいれば華やかになって楽しいものだと思っていたように思います。全く敬意を感じなかった。

なので、誘われても二度と行くことはありませんでした。

私が行った飲み会は、面白そうな上司、自分が尊敬できる人、好感度の高い人、自分にとって楽しく思える人としかお付き合いしてきませんでした。そして可能性のある若い子、同じような見解を持つ同僚など、話していて楽しくなれる人とお付き合いさせていただきました。会社に入ったらそういうことに参加しないとだめだなんて誰が決めたんでしょう。仕事で成果をあげれば飲み会なんてなくても人間関係は構築できます。ま、スタッフとうちあげはいいですね。

結果的にそのほうが実りがあります。

「みんなで仲良く頑張ろう」なんて言うのも幻想です。

そもそも、人間が多くいればみんなで仲良くなんてことにはなりません。まして飲み会をやれば仲良くなれるか。そんなことはありません。お酒が入れば言いたいことも言えるから。とか普段言えないこともお酒の席では言えるとか・・・絶対にないです。

お酒の力を借りなければモノを言えないなんて、ありえない。
フォーマルとインフォーマルの違いがある?
一歩外に出れば全部フォーマルですよ。

仕事のシーンでものを言えばいい。

だから言えない事って愚痴だったりするわけです。


肩書がつくと、飲み会に連れて行かなくては・・・なんてことも言われますが、悪いけど最悪な部下を抱えたらこんな奴と誰が一緒に飯を食うか・・・
ぐらいのことは思いますよ。しかもこっちが払う。あほらしくてやってられない。つまり上司だって、こんな奴と時間外まで世話する義務はないのです。みんなで頑張った!となれば話が違います。

人の繋がりというのはきれいごとではありません。
ギブ&テイクという言葉がありますが、いかに多くのギヴを与えることが出来るかで得られるのが素晴らしい人間関係なんです

自分の欲しいものだけで、いい友人やいい先輩いい上司に恵まれることは無いと思っています。いかに多くを与えるか。そしてそれを受け止められる人たちと出会うことが社会に出る素晴らしさではないかと思っています。
めぐりあわせと言いますか、どうしてもいやな上司当たることもあるかもしれません。実は私はそういう経験がありません。

色々な方たちに出会って、支えてもらいましたが酷い上司というのはなかったのです。周りの人たちに「あなたは恵まれているよね」って言われます。上司に苦労していないから人としてまだまだ甘いんじゃないかとも。

いいじゃないですか。

恵まれたのはラッキーだし、自分の尊敬できる先輩と飲めば楽しいし、かわいい部下たちとの時間だって楽しいです。若い子たちの可能性って本当に素敵。自分がはねっかえりでとにかく扱いずらい部下だったと思うので、そういう子を見ると頑張れって思います。

嫌なら来なくていい

逆に思うことは、それだけ上司として魅力がないんだなって自分にいいます。幸いお誘いを受ける事が沢山あるのですが、飲み会に行かない人というレッテルも定着しています。飲み会で得られる情報もあるかもしれませんが、別に電話で話しても入りますしね。

そもそもお酌の問題とかとりわけの問題とか・・・そんなの誰がやってもいいし、気の置けない仲間だったらそんなこと気にも留めないし。
フォーマルだからそういうところで「女性がやる」ことに気になってしまうのでしょうね。フォーマルだって上司がバカじゃなければ・・時代を理解していれば御酌とかとりわけとかの問題は起こらないんですけどね。

なんとなく

そういう流れに任せる必要はないですよ。ただ一度は行って自分で判断することです。この人となら飲み会やってもいいとか。もっと話がしたいとか。そういう人っているんです。人生の先輩、社会人の先輩を侮ってはいけないですよ。そういう人に出会った喜びは何物にも代えられないものですから。





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