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教育は二極化する。

今日は、教育は二極化するという話。

日本は、僕たちの親の世代は「1億総中流社会」なんて言われてきた。

これからは人口減少、AIやテクノロジーの発展で仕事がまずます減少し、
格差が開くというのは耳タコになるほどよく聞く話だが、
じつは教育も二極化していくのだ。

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一番大きな理由は、求められる頭の良さが変わる、ということ。

僕たち世代の頭の良さというのは、例えば授業で習ったことをしっかりと
記憶し、それを試験会場でどれだけ早く、どれだけ正確に再現できるかを
競うことだった。

その再現した結果は、いわゆるマークシートなどで集計されたあと、点数や偏差値という数字となって表れた。

いわゆる昔の頭の良さというのは再現力を問われ、そしてそれを数値化される、いわゆる認知される数字として評価されたわけだ。

でも数字で認知されるような頭の良さっていうのは、これから子どもたちの時代には段々必要なくなってくるといわれている。

それは、すでに耳タコになるほどよく言われているAIの影響が大きい。

決まった答えを再現する能力で言えば、AI+ビッグデータのコンビに
人間は太刀打ちできない。

なのでそういった再現能力というのは、いわゆる数値化できる認知能力
というのは、AIに取って代わられるので、子どもたちの時代には
「そんなに必要ないですよ!」ということになる。
(認知能力がまったく必要なくなるわけじゃないです)

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これから人間に要求される能力は?


それは数値化できない能力、

いわゆる自己肯定感をはじめとした非認知能力だ。

自分に自信があって、自分の力で考えて、
自分の意見や主張をはっきり言える人が、今まで以上に重宝される。

もちろん自分だけでなく、周りや社会に対する肯定感も大事で、
たとえばコミュニケーション能力や協調性、共感力、道徳心など、
そういう非認知能力を自分の中に実装し、AIを使いこなしながら組織や
社会に影響を与えていく人材、そういう人がこれからの時代の頭の良い人

だといえる。

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非認知能力が重要だということは、すでに世界の常識になっている。

この頭の良さが変わる、ということは、教育の評価の仕方を変えないと、
日本はますます世界から後れを取る、ということで
「大学受験のセンター試験を廃止して教育改革を!」とか言われているが、
国の施策としては実際あまり期待できないのかな、
と個人的には思っている。

プログラミングや英語の授業を増やす、というのも本来の骨子だけど、
日本の教育制度は先進国の中でもかなり遅れていて、このままだと世界から完全に置いていかれるんじゃないかと。

じゃあどうすればいいのかというと、政府があてにならないと考えたときに、やはり親が家庭で、きちんと子どもの将来を見据えた、これからの時代に求められる非認知能力を伸ばしてやらないといけないんじゃないか?
と思う。

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国や学校に任せきりにするのではなく、世界標準で考えて、
その世界に子どもたちを送り出すために、
家庭の中で教育水準を上げていく必要がある。

なので、学校に依存しない教育というものを、親がしっかりと
考えていかないと、この二極化の世界の中で、
わが子が海の底に沈んでしまうかもしれない。

一旦海の底に沈んでしまうと、子どもの力だけで這い上がるのは
相当難しいだろう。

世界標準、このグローバル化というものを考えたときに、当然英語ができることが必須になってくるわけだが…。

英語については、また別の記事を書こうと思う。


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