一番気付いてほしいからこそ、丁寧な私でいたい。
今日は髪を切ってきた。
四か月ぶりの美容院。
15年くらいお願いしている美容師さんに、
「お任せで」と伝える。
6~7㎝は切ったかな、さっぱり。
そして絶妙なスタイリングにうっとり。
帰宅すると長男くんがいたが、
顔を見て話しても特に何も言わず。
あとから帰宅した次男くんは、
少したってから、
「あれ?ママ髪切った?かわいいよ!」
と、気付いてくれる。
褒め方がまた、上手い。
誰から習ったんだ?
教えられる人は、我が家にはいないぞ(笑)
そして夫が帰宅。
夕飯をテーブルの向かいに座って食べているが、
一向に何も言わない。
「今日髪切ったんだ」
と、自分から言ってみる。
「え?どこを?ちょっとだけ?後ろかな?
全然わからないよ。」
悲しくなる…。
本当に日常なにも見ていないのね。
私に興味ないんだよね。
と、言いたくなってちょっと言う(笑)
その後長男がテーブルに来たので、
「ママ髪切ったんだ」とまた言ってみる。
「え?どこを?ちょっとだけ?後ろかな?
全然わからないよ。」
誰かと同じことを言った。
全く分からないという。
思わず笑った。
そして、夫だけではなく、
長男もということに、
私の心のどこかが安心した。
興味がないわけじゃなくて、
単に、本当に、気付かないんだ。
脳の構造の違いなのか、
認知機能の違いなのか、
感性の違いなのか、
何なのかわからないけれど、
次男はすぐに気付くけれど、
夫と長男は気付かない。
そして、夫にはイラっとするけれど、
長男には笑ってしまう。
この違いも興味深いと思った。
パートナーシップは自分を映し出す鏡と
よく言うよね。
自分が自分自身に思っていることを、
彼を鏡にして吐き出している。
そう思うと、感情に任せて
棘のある言葉を彼に投げるのではなく、
その言葉たちに耳を傾けて、
自分自身が寄り添ってあげるような、
そんなイメージでいたいなといつも思う。
それができることもあるけれど、
まだまだ未熟なわたしは難しいことの方が多く、
夫に直接投げつけてしまうことが多くある。
感情的になりすぎて
冷静さを失っている状態というのは、
美しくない。
美しくないのは、雑で好きじゃない。
丁寧に生きたい。
丁寧に扱いたい。
効率や評価ではなく、
自分が心地よく感じる丁寧さを大事に、
時間を重ねていきたいし、
人とのコミュニケーションをしていきたい。
そんなことを感じた、今日という日。
これからナイトドライブに行くらしい。
夫に、やっぱり感謝しかないな。
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