53/1095 楽しいは伝わる
長男から聞かれる。
ママは今の仕事、カコイチ楽しい?
カコイチ。
うん、楽しいね!
パソコンを持ち帰って、夕飯後に仕事をすることも多い。会社の家族イベントには子供たちも何度か参加して、どんなメンバーがいるのかもだいたい知っている。ちょっとした仕事の話をよくしているから、子供たちも感じるところがあるのだろう。
私は自分が体現することこそ、誰かに何かを伝える最も秀逸な方法だと思っている。
そして体現するには、好奇心と知識と共に行動が必ず必要になる。行動にはうまくいかないことがセットでついてくるから、悔しい思いや悲しい思いも通ることになる。
そしてその体験があるからこそ、自分の言葉で語れる深みが生まれ、醸し出される頼もしさと余裕と優しさにつながるのであろう。
それは、溢れ出してしまうものだ。
決して、放出して伝えるという類のものではない。
それが体現なのだと思う。
それの根っこには、楽しさという喜びが必ずあるはずだ。それが原動力であり、言語化し難い突き動かされるパワーなのだと思う。
長男が私から何かを感じてくれているとするなら、それは私が私を生きている証拠だろう。母が楽しく生きている姿こそ、彼らにとっては希望だ。
私を生きること。
あどまーに!
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