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子どもを支配しないために行動したある1日のこと

※この記事は2024.5.31の音声配信を記事にしたものです


今日は、子どもを支配しないために最近行動したことを話したいと思います。

過去のわたし

わたしは小さい頃、自分の意思で何かを決める機会が少なくて、親の意に沿うように動いてきたところがあります。
逆に言えば、親にある程度コントロールされてきたのかなという風に感じる部分もあって。
今日話すのは、それを前提に子育てをする立場になって経験した出来事です。

言葉の中にあった不安

わたしには子どもが2人いて、長男は今年の春から小学校1年生になりました。
長男は植物を見たり野菜を育てるのがすごく好きで、家でもピーマンやトマトを育てています。1年生なので、学校でもアサガオを育てていて、今芽が出て、結構大きくなってきたらしいんです。

ちょうど学童のお迎えの時、長男が「大きくなったから見てほしい」と言ってくれました。でもわたしはその時、「学校が17時過ぎになると入れなくなるから、見れないから、また今度ね」と伝えました。

この言葉は建前で、実際はまだ学童で出入りしている子もいるし、アサガオを見て帰ることはできたと思います。でもそう言ってしまったのは、弟のお迎えもこれから行かなければいけないことや、疲れていたこともありましたが、一番は自分の「普通」が崩れることへの不安でした。

いつもの時間に学童に迎えに行って、いつもの道を通って帰る。そのルーティーンが崩れることに不安を感じてしまったんです。わたしはいつもと違うことに不安を感じやすくて、決まった行動を崩したくないタイプなんです。

その後、わたしの中ではずっとモヤモヤが残ってしまいました。本当は子どもの気持ちを聞いてあげたかったというのが本音だったんだなと後から気づきました。

次の日、少し早めに学童にお迎えに行って、一緒に成長したアサガオを見ることができました。急だったので驚いていたけれどすごく喜んでくれて、素直に良かったなと思いました。

こころの声を聴き、行動にうつす

どうしてもわたしは自分を守るために、自分の都合を優先してしまうことがあります。でも、それをやり続けると、子どもへの支配やコントロールにつながってしまう恐れがあります。

今回のような小さなことでも、一つずつ修正する行動を重ねていくことが大切だと思いました。
わたしは今、子どもとの向き合い方を日々練習しているような感じです。トライ&エラーの連続で、失敗ばかりだと感じることもありますが、このままではダメだという気持ちが自分の中にあります。

アダルトチルドレンだとなおさら、自分を客観視する姿勢を持たないと、育てられた方法に流されてしまいがちです。でも、自分が辛かったことを子供にしてしまわないよう、意識的に行動を変えていく必要があります。

これからの目標は、自然に子どもたちと向き合えるようになること。心の中での駆け引きがなくても、自然に向き合えるようになりたいです。生きたい未来に向けて、ひとつずつ頑張っていきたいと思います。


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