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BOOK#18「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」

●今回読んだ本

「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」―尾原和啓著(出版社: 幻冬舎 |2017年09月27日発行)

●内容メモ #ネタバレ

▽今と昔のモチベーションの違い
(1)乾いている世代
国や社会を動かし支えていく。達成感がモチベーション。何かを達成すれば社会貢献になっていく時代。何もないところから作り上げていく時代なので、すぐパイオニアになれる。ないものを勝ち得るために我慢をする。金銭的な快楽を求める。達成、快楽がモチベーション。快楽を満たすための手段としての達成。

(2)乾けない時代
小さくて身近な枠。家庭、友人、自分。全てがある(存在する)時代。達成感がモチベーションにならない。今から何かのパイオニアになれそうにない。意味合いを求める。良好な人間関係、意味合い、没頭がモチベーション。

▽幸せの5つの軸
アメリカ・心理学者 マーティン・セリグマン提唱
(1)達成:目標をクリアし、前人未到を成し遂げる
(2)快楽:ドーパミンを感じること
(3)良好な人間関係:ただ自分の好きな人と笑顔で生きていければいい
(4)意味合い:自分の仕事が大きな文脈の中でだれかに貢献できている
(5)没頭:自分が行う全ての作業に基準を設けて、その中で成長し続けること
※成長し続けるためのプロ意識「戦う相手は自分である」

▽変化の時代の生き抜き方
・変化をチャンスととらえて、ずっと最先端を走り続ける生き方
・宮大工のように、伝統食の中でコツコツと働く生き方
・永遠のフリーターを楽しむ生き方

▽これからはVUCAの時代
・Volatility(変動が大きく)
・Uncertainty(不確実で)
・Complexity(複雑に絡み合い)
・Ambiguity(曖昧)
※これまでは「ワークライフバランス」、これからは「ライフワークバランス」の時代。

▽組織のマネジメントで最も重要な事
1)全員がやりたいこと
2)世の中のためにやるべきこと
3)個人がやりたいこと

●その他

▽なぜ読みたいと思ったのか
継続するやる気&元気がほしい

▽興味を持ったきっかけ
Kindleunlimitedでおすすめされたから

▽この本を読むことの意義
いまひとつ抽象的なモチベーションって何?を明確にしたい

▽どんな本の内容だと思って手に取ったのか
最近、モチベーションを上げるよりも習慣化の方が大事と言うのをよく見る中で、よくよく考えたら、じゃあモチベーションの定義とは何ぞや?と思っていたので、そのあたりも学べるかなと思って

▽実際読んでみてどんな本だったのか
「乾く」「乾けない」という表現だけはいまひとつピンとこなかったけれど、昭和と令和の若者を比較したときに、環境が違うのだから、当然考え方や行動が変わってくるのが必然で。自分の生き方に固執するようなバイアスを取り除く必要性を感じさせられる本だった。

▽タイトルをつけ直す(要約)とすると?
ストレスに向き合えば、ストレスは浄化される

▽知らなかった単語(用語)について
・任天堂の故・岩田聡元社長「“労力のわりに回りが認めてくれること”が、きっとあなたに向いていること。それが”自分の強み”を見つける分かりやすい方法だ」

●Amazon

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