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京都は思いもかけず桜に溢れていた
子どもが成長するにつれて、一緒に過ごす時間は減ってくる。
赤ん坊の時はあんなに離れて1人になりたかったのに。
近所のカフェで一人になったときは涙がでるほど嬉しかった。
でも、時が経つのは早いもの。
永遠に同じものなんてない。
娘もいっぱしの中学生。
とはいえ、今ならまだ一緒に旅行に行ってくれるだろうということで、京都に行ってみた。
娘の予定に合わせての日程だし、桜前線は気まぐれだから桜は期待していなかったのだけれど、一生分の桜を見たというくらい桜を満喫した旅になった。
お天気も少しだけ小雨で、あとは天気予報とは異なり快晴で有難い旅だった。
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4月3日の清水寺は「しみずの日」だそう。
偶然だったのだけれど「青龍会」というものも行われていて、法螺貝の音が鳴り響く中、龍がうねっていた。
嬉しいサプライズ。
調べてみると一年に五回ほどやっている模様。
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思いもかけない桜だったので、白衣観音が桜に囲まれている風景も拝めた。
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観音様も桜に囲まれて
事前に知人に「京都のお勧めを教えて」とSNSで投げかけていたのだけれど、そこで教えてもらった原谷苑。
色とりどりの花が咲いていた。
桜も木によって開花が違うので、長く楽しめそう。
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龍安寺は清水寺とともに中学校の修学旅行で行って以来。
あの頃よりも落ち着いた心持で見ることができた…かな。
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平野神社もまた桜の名所。
たくさんの人が幸せそうに見ていて、それを見ていると幸せな気分になった。
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蹴上インクライン。
京都旅行の中で、ここの散歩が一番心に残ったかもしれない。
桜のトンネルをひたすら歩く。
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南禅寺。
「そうだ、京都に行こう」と思ったときには、南禅寺が合う。
石川五右衛門も愛でたという桜たち。
秋の紅葉の季節に行ってみたい気持ちになった。
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言わずと知れた哲学の道。
のどかな京都の春が満喫できた。
銀閣寺から南禅寺に行くのにこの道を通って行った。
長い道なので時間を取ってゆっくり歩きたい。
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おまけ。
阪急電鉄が特別列車を走らせていた。
東京では見ない光景。
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桜もお天気も龍も阪急電鉄も全く期待していなかっただけに嬉しいサプライズがたくさんあった旅だった。
桜がなくても京都は美しい街だけれど、桜に彩られた姿もまた見事だった。
旅の最後に、はらはらと散って花筏になった桜を見て、永遠というのはないものだなと改めて。
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