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【企画参加】自分を褒めよう。


1ヶ月以上の寝たきり生活を
3度、経験した私にとって
生きていることはそれだけで
素晴らしい
と思うのです。が。

久しぶりに自分の足で
外出できたとき、
普段の何でもない道端の花が
キラキラと美しく感じて
涙が出るほどだった
のに、


日頃の喧騒に飲み込まれると
忘れてしまいます
ね。
自分の足で歩けることが
どれほど幸せなことなのか。


とにかく、生きている
それだけで素晴らしい。

もっと皆さんは自分を
褒めてもいいと思います。


でもね、
人に言うのは簡単ですが、
自分のことは難しいですね。
私は何を褒めましょうか。

う〜ん、
う〜ん。

......。


あ、今日は大変だったけど
頑張りましたよ。

私は、やっぱりこれを
褒めましょうか。

着物を着て仕事しています。


好きだからです。
着物文化を後世にも
引き継いで行きたいからです。


自分が洋服より着物が似合うことを
知っているからです。


着た後はくびれますし、
洋服より重いので痩せるからです。


いいこといっぱいだからです。


だけど、
呉服屋の孫で
随分と小さい頃から
着物を着せてもらっていても、
着物はときどき面倒くさいです。


衿を定期的に
縫わなくてはいけません。

足袋は洗濯機で洗っても
汚れが落ちません。
ちゃんと手洗いでゴシゴシする
必要があります。

メンテナンスに
手間とお金
がかかります。

だけど、
面倒くさい より
頑張るぞ! の気持ちが
今のところ勝っています。

町着を着るのが
一番楽ですが、
卒業式などのフォーマルの場でも
着物を着て行きます。


着物と伊達衿と帯、
帯揚げ、帯締めを
コーディネートするのも
結構大変です。

洋服ならいろいろ出しても
すぐ片付けられるけど、
着物は出すと片付けるのも
重くて大変
ですし、
いちいち畳むのも時間がかかります。

礼装に使う袋帯を締める時は
事前に必ず練習します。

1年に数度しか
締めませんので。

面倒で、力が必要で、疲れます。
でも着て行きます。

留学生の卒業式なら
学生に喜んでもらうため。

子どものお祝いなら
子どもの成長に
何かしら良い影響が
あることを願って。


人に着せる時は
もっと厄介です。

マネキンを使って
何度も練習
します。

でも着せます。

美しく着せられたら
とても嬉しいです。


今日は七五三の前撮りで
チビに羽織袴を着せました

馬鹿みたいに1週間は毎日
練習しました。

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自分の袋帯も
練習しました。
これは3日間くらいです。
締めづらい帯で
格闘しました。

時間と労力を
たっぷり使いました。
資格を持っていたって
何でもけろりと着られると
思うのは間違いです。


日本語教師が
資格だけで教えられないのと
一緒ですね。

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今日は大雨の予報だったので、
よく分からないタクシーアプリを
研究
して、
事前に予約して
家まで来て頂くようにしました。


チビが大雨の中
着物で歩いたら
絶対びちょびちょになるので。

私は雨ゴートに雨草履で
写真用に普通の草履を持って、
チビは長時間着物だと疲れるので
普段着も準備して、
荷物もたくさんになりました。


大変でしたが
頑張りました。

この頑張りに意味があるのか
分かりませんが。


はい。
私は面倒でも着物を着ていて、
時々着せます。


今日は帰り道で
通りすがりの方が
「お姉さん、素敵ですよ。
 とても綺麗よ。」と
褒めて下さいました。

疲れたけど
やった甲斐がありました。


よしよし。
頑張ったね。
いい子だね。

👘👘👘👘👘👘👘👘👘👘

この記事は料理記事もそれ以外も
いつも素敵な
川ノ森千都子さんの
企画に参加したものです。

川ノ森さん、
お陰さまでちょっと
自分が好きになりました。
ありがとうございます✨

皆さんも
自分を褒めましょう!

3月31日までですよ!


こちらも3月中です✨



#自分ほめ企画

ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。