そのクラス、生ものにつき。
このようにして
国際紛争は起こる......。
今日のおっぱいクラス(1限)の
私への貢ぎ物の渡し方。
私は教壇にて説明中。
とある可憐な女子が
前から3番目の席から急に、
「先生〜💕これあげる〜💕」
ぽーん‼︎
グシャッ‼︎
......グシャッ???
「もう1個〜‼︎」
ぽーん→グシャッ‼︎
「まだアルヨ〜‼︎」
ぽーん→グシャッ‼︎
こらぁ‼︎
授業中に食べ物を投げるなぁ‼︎
↑宙を飛び交った今日の貢ぎ物。
私の注意も聞かず、
その子は他の子にもお菓子を
配り始めました。
自分の席から。
振りかぶって〜、
投げた〜‼︎
授業中に飛び交う
お菓子たち。
※私はサボっていません。
厳し〜く注意しましたが聞きませんでした。
外国人相手とは
こういうものです。
(本当かな?)
そのうち真面目(すぎ)な
他国の男子学生が
刺すような目つきで
その可愛い女子を
睨み始めました。
こわっ‼︎
うん、分かるよ。その気持ち。
信じられませんよね、
貴方の常識だと。
でも、
イケメンなのに
勿体ないです、その顔は。
いろんな国の人と
関わるのも勉強ですよ。
......苦しいなぁ、この説明💦
お菓子は休憩時間に
食べるように厳しく言うと
話はコロリと変わって、
「先生〜💕
Hくんはスケベです〜!
頭の中は全部
女の子のことです〜」
......今度は保健体育ですか。
Hくんは20代ですね?
普通です。
とても健康ですよ。
男性は皆同じです。
黄色い声ではしゃぐガールズ。
わ〜💕スケベ〜‼️健康〜‼️
スケベな健康ですね〜💕
......。
Hくんもエロいけど
他人のおっぱいとお尻を揉む
貴女たちの方が
よっぽど変態だわ.....。
そういうわけで
1限から疲労困憊しました。
春学期は1限より
3限のスルメクラスの方に
手を焼いていたはずなのに、
スルメくんたちはすっかり
大人しくなりました。
というより、私が慣れました。
代わって台頭したのが
おっぱいクラス。
クラスは生ものですから、
日を追うごとに変化するんですね。
おっぱい大好きちゃんと
つけまつげ長すぎちゃんが
キャーキャー騒ぎ、
ひょろひょろの男子たちが
絞め技をかけられて
うへへ〜💕と
喜んでいます。
......月曜1限から
キツいわ〜。
これはアレですね。
カタブツと言っても
おかしくないくらいの真面目な
ついでに言うと超絶美女な私に、
神が与えたもうた
ひとときの楽しい時間、ですね。
しかしながらこのクラス、
どうやって日本語能力試験に
合格させれば良いのでしょうか......。
せめておっぱいとスルメの
間に挟まれた
天使のクラス(2限)だけは
まともなままでいて欲しいものです。
ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。