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Cafe Carpe diem••• eigaとongaku 3、

人生に於ける、美学を考える
ライフ•エステティックス•カフェ




海辺の小さな街にある、カフェ•カルペディエムへようこそ•••。



”さらば、夏の日”



 前回は音楽で、ビル•エバンスの”WHAT’S NEW”
でしたが、今回は、映画で、”さらば夏の日”です。


 主演は、あの、ルノー•ベルレー、当時、フランス映画最全盛の時代、イタリア、イギリスも併せて、人気のヨーロッパのイケメン三代スターの一人でしたが、何回か来日し、日本の女優さんとも映画で、共演しています。


 この映画の前の作品で、後で再上映を観た”個人教授“や、ジェーン•バーキンと共演した、” カトマンズの恋人”と彼の代表的三部作と思ってます。


 音楽は、言わずと知れた、フランシス•レイ、スティーブ•マックイーン主演の、”華麗なる賭け”の”風のささやき”などの曲も彼の作曲で、映画音楽の巨匠
です。


 さて、物語は、ルノー•ベルレー演じる、医学生のバンサンが、恋人のジュヌビェーブがいるのにも拘らず、弟のガールフレンドと、割ない仲になったものの、すぐに、元の鞘に戻ると言う、単純且つ理不尽な恋愛模様を描いたものですが、多感な年頃で純心でしたから、バンサンの心変わりは、理解できなかったけれど、映画の中のファッションや海辺のリゾート地が印象的でした。



 映画を参考に、水着の色を決めたり、撮影地が何処だったか、調べたりしました。
(撮影場所は、地中海で、モロッコの沿岸)


 やはり気になるのが、他の二作ですが、二作ともお勧めです。


 “カトマンズの恋人”は、ジェーン・バーキンの自然なセクシーさと、相手役は、ルノー•ベルレーでしたが、シャルル•ゲンズブールとは、当時、話題のファッションリダー的な、バーキンとはカップルでしたが、この映画では、共演していました。


 “個人教授”では、あの、アラン•ドロンの元の奥さんのナタリー•ドロンと共演し、別れのラストシーンと、あの切なく胸に迫る、テーマ音楽が、心に残ります。


 三代俳優の、残る二人も気になりますか?
伊の”ガラスの部屋”のレイモンド•ラブロックと、英の”ロミオとジュリエット”のレナード•ホワイティングでした。


 そのうちの一人は、他界していて、あとの一人は、最近余り話題にはなっていないところを見ると、人気とは、そう言うものでしょう。


 この頃、活躍していた、俳優や女優は、アラン•ドロン、ジャン・ポール・ベルモント、ジャン・ルイ・トランティニアン、ナタリー•ドロン、カトリーヌ•ドヌーブ、ブリジット•バルドー、アヌーク•エーメ、ジャンヌ•モロー、ジェーン・バーキン、クローディーヌ•オージェ、マーク•ポレルetc•••イタリアとハリウッドは、別の機会に•••。


 まだまだ、あげればキリがありませんが、半分は、既に、他界していらっしゃいます。


 先程も、申しましたが、フランス映画全盛の頃でしたから、お友達にも、映画ファンがいて、街で見かけた、素敵な場所には、フランスの女優さんの名前を付けたりしていました。


例えば、”ドヌーブ通り”とかね•••。


 

 そういえば、私の部屋には、なぜか、友達のくれた、ルノー•ベルレーのポスターが、ランボルギーニ•カウンタックのポスターと共に、貼ってありました。



セーターも、個人教授の時、彼が着ていたセーターと、偶然同じ色でした。


 この頃、ロマンチストな少女だった私は、大人になったら、きっと、映画の様な、素敵な恋が出来るものと思っていましたが・・・現実は、中々、そう、上手く、いく、はず、は、あ•り•ま•しぇーん、でした。



 他にも、沢山紹介したい映画や音楽が、ありますが、沢山過ぎて、さて、どれから紹介したら良いのでしょう・・・。


 
 次回は、音楽で、アート•ファーマーのクロール•スペースをご紹介致します。


 本日も、お越し頂き、有難う御座いました。
またの、お越しをお待ちいたしております。



それでは、また、”a bientot!・・・”
                                  Mio





 

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