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自分だけの答えを見つける旅立ち:「自分らしさ」を定義する

あなたにとって「自分らしさ」とは、何ですか?


私自身、「昭和」「平成」「令和」と時代の移り変わりを経験してきましたが、私が生まれる以前の世代は、「社会貢献」や「組織の一員としての貢献」を重視し、その中で自分らしさを見出そうとしていました。また別の時代では、「個性」を表現することの重要性も認識されており、人とは違うことをする価値観も存在していました。

現代は、ここ数年の世界規模の出来事がきっかけとなり、「多様性」という価値観をベースに、「自分軸」と「心地よさ」を重視した自分らしさを模索しているようです。その出来事の前はと言うと、外からの評価を意識し、「他者との差別化をアピールすること」が自分らしさだったのかもしれません。

私が求める「自分らしさ」とは、時代や社会状況に影響されることのない、もっとも普遍的な定義です。


  • 心(無意識・癖・欲求)の領域

  • 体(資質・ルーツ)の領域

  • 頭脳(思考・言語・技術・管理)の領域

  • 感覚(感性・好み・創造性)の領域

  • 情熱(目的意識・行動)の領域


私はこれまでの人生経験と学びから、これらの領域から成る個性を「無理なく発揮できる状態」を、「自分らしさ」と定義しています。

とはいえ、この考えに至るまでの人生を思い返してみると、目の前の現実に対応するのがやっとの状態でした。個性を無理なく発揮するどころか、その個性さえも、ほとんど理解できていなかったのです。そして、「社会が求める役割」「利己的な欲求」「世間の価値観」「誰かへの憧れ」などによって自分軸がゆらぎ、本来磨くべき自分の強みを磨く機会を失ってきたのだと思います。


結果として、自分らしさからかけ離れるあまり、息苦しさを感じることや、義務的なあれこれに不満を抱えることは、誰もが経験しているのではないでしょうか。周囲の価値観から外れないよう、必死にしがみついたり、劣等感を抱え、自分の能力や可能性を信じられない人も、多いかもしれません。私たちが自信を持って行動できないのは、自分の強みを磨くことも、失敗した自分を受け入れるすべも知らないからです。


私たちは、不要な価値観を手放し、外に向かいすぎている意識を自分自身に向けることで、自分らしい生き方を取り戻すことができるでしょう。


自分らしさの定義は人それぞれあるはずですから、自分自身と向き合いながら、あなたなりに「自分らしさ」を見つけ出し、定義することが大切です。


たとえ今の段階でそれが無理でも、探求をやめない限りは、その答えにたどり着けるはずです。




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