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0978.自分にとって適切だということだけを指針にして決めろ、と彼はいった


今日は、ライティング・ライフ・プロジェクト(以下WLP)のファシリテーターさんを養成するための「ビハインド・コース(第8期)」のスタート日だった。


スタート日の前はいつもそわそわしてしまう。
どんなひとがくるのかな。だいじょうぶかな。うまくできるかな。この期間の、この出会いと体験が、みんなにとって真に有益なものになるのかな。

どこにも保証はなく、だれにも頼れず、いつも手探りだ。

でも時間になって始まって、ひとりひとりの顔がzoomの画面に映し出された瞬間に、深い安心と深い喜びがやってくる。
だれひとりとして例外なく、「ああ、わたし、このひとたちに会いたかったんだ」と思えるような、不思議ななつかしさがあるのだ。

なんとか無事にコース初日を終えて(みなさまおつかれさまでした!!)、午後に、とても信頼のおけるWLPファシリテーターであるすがこさんとちょこっとzoomでお茶しているときにもそんな話になった。

「もちろん多くのひとに知ってほしいから、伝える努力はする。けれども、マーケティングとか集客を超えたところで、”約束されたひとたち”が、”最善のタイミング”で、このプロジェクトに出会い、そして受講してくれている気がする」
と。

いや……ほんとうに、そうなんだよねぇ。


まあわたしがそもそも気が弱いところがあるので、毎回わりと心配になりがちなのは仕方がないことだとして。もう少し、自分がやっていること、やり続けてきたこと、在り方として伝わっていっているものを、信じてみてもいいのかもしれない。

ああ、ほんとうに、みんなで。みんなでうまくいきたいね。すべてのことがさ。
もうわたしひとりがうまくいっても全然つまらない。だって一緒に遊びたいじゃん。
迷いも憂いもなく、けれども考えることはしっかり突き詰めて考えながら、上昇気流に飛び乗っていくんだ……!
みたいな気持ちが、むくむくと芽生えたコース初日だった。

第8期生のファシリテーターズもむっちゃすてきな顔ぶれなので、このひとたちに出会える未来のWLP受講生はとっても幸せだと思う。
とても瑞々しくてきらきらとしたグループダイナミクスがそこにはたしかにあったから。

そして午後は、WLPファシリテーター向けの研鑽クラス<番外編>として企画した、「たにもとゆきさんと行く☆ソウルファッションスタイリング in 木更津アウトレット」の参加メンバーがFIXしたので、ゆきさんと軽く打ち合わせ。

今日、こんなレーネンさんのツイートを見かけた。


「自分にとって適切だということだけを指針にして決める」

わたしが尊敬する「ザ・明晰」というひとたちの共通項は、マジでこれに尽きる。

そのひとたちは、「自分にとって適切かどうか」を、すべての指針にしていて、それは、どこに住むか、だれと過ごすか、何時に起きるか、なにを食べるか、どんな服を着るか、……などなど、あらゆることがその指針に合致しているので、怖いくらいだ。話を聞いていると、ほとんど狂人の域のようにみえるときすら、ある。

ブレないとか、自分軸って……。
自分を高くも低くも見ない、自分以上にも自分以下にも見ない、否定も肯定もなく、称賛も卑下もない、ただ怖いくらいの冷徹なまなざしを自分に向けて持っているかどうかにかかっている。

そういうひとたちは、ありがちな称賛を受けたり憧れられたりするけれども、実のところそれにほとんど心を動かされることはない。と同時に、非難されたり人が去ったりすることもあるけれども、それにも心が動かされることはない。

ひとに興味がないのではなくって、
自分を観る力がある分だけ、他者を見る力があるので、「称賛」も「非難」も、同じところからきているって知っていて、ただそれらが起こる原理がわかるから、そこに一喜一憂するってことがないのだ。

あれ、なんの話だっけ。そうだ、適切、だ。

その、「自分にとってこれが適切であろう」という指針の、初期設定値がたいていのひとはズレていることが多い(これまでに受けた心の傷をとおして自分を見ているから)。

だからわたしが今回企画した、ゆきさんと一緒に「適切な」お洋服を選ぶツアーというのは、「自分にとっての適切」を、極めてスピーディーかつ微細に、”本来の正常値”へと戻すはたらきがある、と思っていて。
そこを意図しての、どうしても形にしたかった企画だったので、無事に来月開催できることになったのがとても嬉しいのだった。
(参加者のみなさま、人数いい感じに増えましたので、日程ごとにグループ分けします。詳細は明日ご連絡しますのでお待ちくださいm(_ _)m)

わたし、こと仕事に関しては、「意味のないこと」「意図のないこと」しないです。そこは、過去に一緒にお仕事させていただいたはっしーさんや、今でも一緒にお仕事しているつうりさんに、骨の髄まで叩き込まれたことだと思う。

「それをする意図はなんですか? そこは明晰になっていますか? そこにすこしでも不整合があったのなら、参加者の益にはならないよ。」

ということを、いつも体現者として背中で見せてくれた師匠たち。



2022年9月スタートのライティング・ライフ・プロジェクト第12期生、満席となりました。ありがとうございました。



<世界観と表現>ビジネスコーチング、9月期は満席となりました。



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