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「今」の使い方は、2種類ある


ここ数日はnoteを書く頻度が高まっている。
なぜかって? それは自分が言い出しっぺとなっている「チーム☆有言実行体質になるためのプラクティス(仮)」の中で、自分との約束ごととして ”今日、わたしはnoteを書く” とか書いちまっているからである(ぐはぁ)(←自分で自分の首を閉めている音)。

有言実行のためのプラクティスなので、有言されたものは実行されなくてはいけない。とてもシンプルで、たのしい。こんなことで有言実行体質になれるなんて、おもしろい。
こんな実験をいつでもしながら暮らしている。

わたしは自分をおもしろがっているところがある。
かつ、他者をもおもしろがっているところがある。

もちろん生きていれば、おもしろがってばかりはいられないような、目の前が真っ暗になるような現実がやってくるときもある。わたしにだってもちろんある。そういうときは、迫り来る現実の波に翻弄されてあっぷあっぷするしかない。
目の前が真っ暗になるような現象が今、まさに目の前で起こっている、というときに、その現実に抗えるひとはいないだろう。

わたしは、「今」の使い方は、2種類あると考えている。

ひとつめの使い方は、前述のとおり、目の前で今、まさにこの瞬間に繰り広げられている現象に飲み込まれ、ただただ脊髄反射的に「対処」するしかないとき。
たとえばおそろしい暴力事件に巻き込まれたとしたら、逃走・闘争本能のままに戦うか逃げるか硬直するか、0.0001秒の反応と反射と感情のままでいることしかできないと思う。

もうひとつの「今」の使い方は、その迫り来る現象から離れて、自分を立て直して、”今この瞬間”の自分を眺めて、現実を眺めることのできる、「今」の使い方だ。

たとえば、わたしは今、自分を眺めたら、自宅のデスク前にいて、椅子に座って、生きていて、多少お腹が減ってはいるもののこれといって危険はない。
現実は、だれもいなくて静かで、しばらくはこの自由な時間がつづいている。

じつはこの手の「今」って、1日の中でわりと多いのではないだろうか。

そりゃあ人間であるからして、悲しいことがあったり、心配なことがあったりすると、そのことに心が囚われるのでいつでも「悲しみと心配ごとの心象風景」の中で意識が眠りこけていることはある。
でも、そんなときでもふっと顔を上げて、自分を見て、現実を見る。
そうすると、自分は五体満足で呼吸もしていて、立っていられる足があり、生きている。現実は、(たとえば)電車の中で、特に心地よくはないけれども、悲しかった過去の出来事が起こっているわけではなく、心配している未来の出来事が起こっているわけでもない。

今、自分は元気で、現実は安全である。

そういう「今」が、じつは1日のうちの大半であると思う。

上司にばかみたいに怒鳴られていたりするエマージェンシーな状況や、悲しみや心配ごとに囚われているドリーミーな状況の「今」は、正直、”対処”か”眠り”かの二択しかない。

でも、そういった特殊な状況以外の「今」に関しては、めっちゃ使える「今」なのだ。

なににって?
「創造」に、である。

こうやってnote用の記事を執筆して、思考のプロセスを言語化している「今」も創造だし、わたしがちょうどやり始めた「ライティング・ライフ・プロジェクト」や「有言実行体質になるためのプラクティス」などのワークについても、創造だ。

コールドシャワーを浴びることも創造だし、運動や筋トレすることも創造だし、好きなひととごはんを食べながら笑顔でおしゃべりするのも創造だ。

それらの「今」の使い方は、「未来」をクリエイトするために使われているという点において、”対処”でもないし、”眠り”でもない。
(ただし、どうでもいい人とのつまらない時間は”対処”だし、「早く終わんねえかな」と心が浮遊する点においては”眠り”だと思う)。

そんなわけで、わたしにとって「今」はいつでも2種類あって、”創造”の「今」の時間が増えれば増えるほど、変な”対処”に追われる現象は減っていくと思っている。逆に、「なんか変だな?」という現象に翻弄されることがあればあるほど、「今」の使い方が問われているんじゃないかな、と思う。

よし、今日も有言実行してやったぜ。ウェイウェイ!


ライティング・ライフ・プロジェクト 第15期 <6月スタート>
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