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0906.まずは観よう。ありのままを観よう


かしこいツンデレ娘の「自室から時計をとりのぞき、存分に勉学に励む」という思いつきは、一晩でたち消えた。預かっていた掛け時計をおもむろに持ち出したうたちゃん(中3娘)。

「あれ、どうしたの?」
「戻すわ」
「え、なんで笑」
「時計ないとふつうに不便だわ」

って。そらそうだわ。


もう、ここ数ヶ月そんな日あったっけぇ? というくらい、ひたすらがりがりと仕事をした。集中力を総動員すれば、9時に仕事をスタートして14時までにはすべてのタスクを終えられるという見積もりをしていて、ほんとうにそのとおりになった。

といっても、5時間ぶっとおしで集中していたのではなくってポモドーロ・テクニックを2回転半回しただけだけど。なにをしていたかというと、比較的大所帯となった第12期ライティング・ライフ・プロジェクトのメンバーへのフィードバックを延々と行っていたのだった。

でも、わたし、この仕事のときはまじでゾーンに入るな……と思った。5時間が一瞬だった。

幸せなことだ。幸せなことだけれども、韓国語の学習とベリーダンスを踊っているときもゾーンに入ってみたいんだな……。
すべてのひとの中に神を見たし、すべてのひとの人生が、たったひとつの輝く星なのだということが、この仕事をしているとわかる。

で、夜はささっと麻婆豆腐を作り(美味しかった)、麻婆丼とお味噌汁というシンプルなごはんを終えてベリーダンスへ。11月の発表会に向けて、発表する2曲も決まってみんなが本気モードになってきている。

わたしも相変わらず、先生から動画を撮られていると思うと動きがギクシャクして、すこんと振り付けを忘れるというところはありつつ、みんなでの踊りが少しずつきれいに揃っていく楽しさというものを初めて味わっているところ。


同じ動きをしているように見えて、とても堂々と大きく見えるひとがいる。なにがちがうんだろう、とずっと考えているけれども、まだきちんとした正解が見出せない。身体の可動域もちがうのだろうし、もちろんダンス歴もちがうので技術面で及ばないというのは前提として、ぱっと目を引く彼女らしい動きというものがある。

SEVENTEENを、テレビやPCでの画面越しに見ていたとき、わたしはそのときどきの「推し」のダンスを観ていた。それは、ジョンハンやウォヌ、バーノン。たまにジョシュアとスングァン、くらいのものだった。

ファンミーティングということで、さいたまスーパーアリーナで初めて生で動く彼らを観たとき、なぜかずっと目が離せなかったのは、上記のだれでもなくて、わたしにとっては「推しライン」にあまり登場してこない、ジュンだった。

ジュンはパフォーマンスチームだけあって、13人のメンバーの中ではダンスの上手さでいえば上位に入る。けれども、わたしの中ではちょっと、ほんのちょっとだけ、「うーん、それでもパフォチの中だと……そんなでもなくないかな?」という気持ちがあった。
音をバチッと捉えるホシやディノ、ミンハオと比べると、ほんのわずかだけれど音とずれていることが多い気がしていたのだ。

なのに、なのに、そのファンミでは、オペラグラスを通してでも遠いくらいの彼らの中で、とにかくジュンがものすごく光っていたのだった。音がどうのとか、わずかに動きがとか、そういうのはおいといて、

ジュンがとにかく大きく見える!だから目がいってしまう!

というのが正解だったと思う。上背だけだったら、187センチのミンギュのほうがでかいのだが、ジュンのダイナミックさというのは群を抜いていた。ほんとうに、遠目からでもでかく見えるのだ。踊っていると。
とても不思議だった。いまだに「あれはなんだったんだろう」と思う。リアルで観たらみんなジュンピを好きになってしまいそう…..。

なので、ダンスのステージにおいては「ダンサーが大きく見える、華がある」ということってすごく大事なんだなあ!とそれ以来、わたしなりにその謎を解くべくいろいろ考察しているのだった。


ていうか、そもそも、まず、俺は、自分のダンス動画を……見んといけん……(小声)。

先生が動画を撮ってくれるんだけどさー。これがまた、一度もまともに観てないんだよね~。なんかはじめたばっかのころに動画を見せたひとから「遠慮がちに踊ってるね」って言われたことがあって、うおショックやでその感想!と思って(でもそのとおりすぎてぐうの音も出ない)。

けどさ、踊りってそのひとそのものが出るから。
わたしは、遠慮がちでちっさくなっている自分の踊りを目の当たりにするのが、怖いんだろうな。なんか、そういう自分が怖いし、そんな自分に失望して傷つくのを恐れているということは、「真実から目を背けて、うそでもいいから虚勢を張って自分を大きく見せていたい」という気持ちの裏返しなのだろう。

いいじゃん。まずは観よう。ありのままを観よう。そのままを受けとめよう。
わたしは、わたしたちは変わっていけるのだから、まずは「いまの、そのまま」から始めるしかないのだ。いつだって。とほほだけども。とほほだとしても。それでも。



2022年9月スタートのライティング・ライフ・プロジェクト第12期生、満席となりました。ありがとうございました。




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