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わたしだけが担える、喜びにあふれた責任 / 個人の感情を超えたところで動きたい


6月3日から約7ヶ月ぶりの主宰となる「ライティング・ライフ・プロジェクト(以下WLP)」の第15期が走り出し、また6月7日からはWLPのファシリテーターさんたちを巻き込んでの「有言実行体質になるためのプラクティス(仮)」がスタートした(やりたいひとおる?)。

どちらも「書くこと」、つまりは言葉にしたことと行動することを意識的につなげていく試みであるので、久しぶりに緊張感のある日々を過ごしているような気がする。
でも、この緊張感が生活に”はり”というものを与えてくれるんだよな、とも思う。

適度な負荷。適度なストレッチ。
そういうものが、わたしのクオリティーオブライフにはとても重要。

WLPを久しぶりに開催して良かったなと思ったのは「ちょうど良いタイミングだった」とか「みおさんから受講したくて待っていた」という方もちらほらいらして、そしてそういった方たちからの最初のレポートが届いて、そこに書かれた言葉がほんとうにきらきらとした珠玉の言葉たちだったのを読んで、

わたしはこのひとたちの、この言葉をこの胸に受け止めるために生まれてきたんじゃん!

と思えたこと。
そうだよ、これがわたしの仕事だった。どうして忘れていたんだろう。不思議だ。
自分にできること。自分だけにできること。

もちろんWLPは、認定ファシリテーターさんを育成する養成コースがあるので、ファシリテーターとして仕事がしたいと望むひとへの道は広く開かれている。
だから正確にいえば、このプログラムのサポートを担うフィードバックは、わたしだけにできることではない。
みんなできる。だれでもできる(ほんとうに)。

でも、受講生たちが「わたし(さめじま)に向けて書いてくれたもの」が生まれ、それを「わたしが受け取って、ただ”魂からの視点”をせいいっぱい意図して、そこからわたしの言葉を返す」ということは、わたしだけが担える、喜びにあふれた責任なのだ。
これは、そういう意味で、わたしだけができる仕事。
もっと正確にいうならば、受講生のひとりひとりとわたしとのコラボレーションによって生まれる創造なんだと、いまでは思っている。


ところで個人事業主的生活をしていると、たまにひとから「そんな暮らしがしたい」と言われることがある。経済的にリッチかどうかはさておき(そのあたり見せ方にもよるよね)、時間リッチには確実になる、は、なる。

そういえばわたしも「起業……個人事業主……フリーランス……」みたいなワードが頭にちらちらし始めたのって、服部みれいさんの影響だから。
みれいさんは『マーマーマガジン』を出版する出版社社長・編集、みたいな肩書きだったから厳密には個人事業主ではないけれど、そのライフスタイルにはおおいに憧れた。
朝起きたら、まずはお風呂で半身浴。セサミオイルでマッサージをしっかりして、お昼前に表参道のオフィスへ、みたいな自由度の暮らし。いや、実際にはめちゃめちゃ夜型で忙しかったらしいけれども、9時から18時までの拘束&満員電車のコンボライフとは一線を画す異世界ぶりに、ずっとずっと「そんな暮らしがしたい」と思い続けていたように思う。

でもいま、わたしにだれかが「どんな暮らしに憧れますか?」と聞いてくれたなら、わたしは「アスリートのような暮らし」と答えたい。

いま観ているのが男子バレーボールのネーションズリーグなんだけれども、まずは一週間ブラジルのリオデジャネイロ・リーグを戦い抜き、その後日本に移動して福岡リーグで4連戦。また一週空けての今度はマニラリーグで勝ち進んだら、最終的には開催国ポーランドへと移動しての決勝トーナメント。

みたいな暮らしだ!笑

なんならその前や合間の沖縄強化合宿、オランダ強化合宿にも参加したい。
国際Aマッチで必ず招集されるような世界レベルの選手として、一切の自由もなくひたすら試合へとパフォーマンスをピーキングし、自己管理を行いながら、切磋琢磨しあえる意識高すぎ高すぎくんな仲間たちと、身体がボロボロになるだろ!ってくらいハードに世界中をめぐる。

わたしが望むのはじつは、そんな暮らしなのである。
うん? べつに事業主として時間リッチで優雅に暮らしたいわけではなさそうだよね、どう考えても。

やるべきことをやりたい。求められる役務を果たしたい。自分を磨きたい。
そして必要だからという理由で、行きたいとか行きたくないとか個人の感情を超えたところで、世界スケールで動きたいのだと思う。

そ、それってどうすれば……。
でも、極限状態でしかブレイクスルーできないって知っているので、べつにいつまでもぬるいところでぬるく暮らしたくないってことなんだろうな。

今夜はサッカー代表戦ですね!そして明日からは女子ネーションズリーグだ。
来月からはパリ五輪だ。アスリートたち見放題の中で、彼らの見せてくれる存在の力をインストールしたいなあ。


ライティング・ライフ・プロジェクト 第15期 <6月スタート>
満席となりました。ありがとうございました!


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